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【運ぶ】carry / transport / deliverの違いは?

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【0】動画で解説

【1】「運ぶ」の違い

ひとことで言うと次のとおり。

[「運ぶ」の様々な表現]

・carry:一般的な運ぶ

・transport:乗り物で運ぶ

・deliver:目的を持って運ぶ

上記のとおり。

では、例文で確認していきましょう。

1-1.carry

carryは「運ぶ」の最も一般的な語です。人が手で抱えて運ぶ場合も、乗り物で運ぶ場合にも使えます。

He is carrying a heavy box.
(彼は重い荷物を運んでいる)

This bus can carry more than 20 passengers.
(このバスは20人以上の乗客を運ぶことができる)

前者は人が手で抱えて運んでいる場合であり、後者は乗り物が運んでいる場合です。このように色々と使えます。

パンダ先生
パンダ先生
日本語でも「キャリーバック」なんて言ったりするよね。

1-2.transport

transportは「乗り物」を使って長距離運ぶ場合に使われます。

Our company transports goods overseas by air.
(当社は海外へ商品を飛行機で輸送する)

飛行機を使って海外なので、長距離ですね。

パンダ先生
パンダ先生
語源は「trans(向こう側へ)+port(運ぶ)」→「輸送する」だよ。「向こう側へ」っていう意味からも分かるとおり、長距離をイメージさせるよね。だから乗り物が必須。

1-3.deliver

deliverはしっかりとした目的を持って運ぶ場合に使われます。

We deliver all items within an hour.
(1時間以内にすべての商品をお届けします)

商品をお客様に届けるというきちんとした目的がありますね。

パンダ先生
パンダ先生
日本語でも出前のことを「デリバリー」って言うよね。料理をお客様に配達するという目的が明確だよね。

【2】☆ まとめ ☆

[色々な運ぶ]

・carry:一般的な運ぶ

・transport:乗り物で運ぶ

・deliver:目的を持って運ぶ

以上、「carry / transport / deliverの違い」についてでした。今回は上級者向けの内容ではありますが、どれも頻度高く使われているので、是非、それぞれの違いを知っておきたいです。そうすることで、より深く英文を理解できるようになります。

鬼塚英介

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