【0】動画で解説
【1】二重否定
結論から言うと、二重否定は「〜しないことはない」となるので、要するに「〜する」って意味です。
<否定×否定=【肯定】の強調>
論より証拠ということで、例文で確認しましょう。
例 There was nobody who did not eat it.
「それを食べなかった人はだれもいなかった」
二重否定になっていますね。要するに肯定の強調なので…「それをすべての人が食べた」って意味です。
もうひとつ、例文を見ていきましょう。
例 It is not unnatural for him to go to the party.
「彼がパーティーに行くのは、ごく自然だ」
直訳すると「不自然ではない」ですが、要するに「ごく自然だ」って意味ですよね。
例 Nothing is impossible if you have many friends.
「多くの友達がいれば、不可能なことはない」
Nothing is impossible の部分が二重否定になっていますね。
直訳は「不可能なことはない」です。要するに「なんでも可能だ」ってことですね。
このように、<否定×否定=【肯定】の強調>になるんです。
・never〜without … ing
〈never〜without … ing〉で「〜すれば必ず…する」って意味になります。
直訳は、「…することなしに〜することはない」になります。
要するに、「〜すれば必ず…する」って意味になりますよね。
例 They never meet without quarreling.
「彼らは会うと必ず口喧嘩をする」
直訳は「口喧嘩することなしに会うことはない」→「彼らは会うと必ず口喧嘩をする」になります。
〈never〜without … ing〉は、〈never〜but…〉で書き換えることができます。
never〜without … ing=never〜but…
先の例文は次のように言い換えることができます。
例 They never meet without quarreling.
=They never meet but they quarrel.
なぜ、never〜but…でこのような意味になるのか?
これはあくまで自分の予想ですが、butには「以外」って意味があるからだと思います。
「彼らは決して会わない。口論する以外では」
↓
「彼らは会うと必ず口論する」
もうひとつ、例文を見て見ましょう。
例 I never see him but I think of his father.
「彼を見ると必ず彼の父親を思う」
Twitterで問題を出してみたら・・・
レベル2の問題(5段階)
They ( ) without quarreling.
彼らは会うと必ず口論する— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) March 22, 2021
・no doubt
no doubtで「疑いなく、きっと」って意味です。
例文で確認してみましょう。
例 No doubt he will succeed.
「きっと彼は成功するだろう」
それでは、二重否定に関しては、ここら辺で終わりにしましょう。
【2】☆ まとめ ☆
・<否定×否定=【肯定】の強調>
・never〜without … ing:「〜すれば必ず…する」
・never〜without … ing=never〜but…
・no doubt:「疑いなく、きっと」
では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ
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