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【英語】否定語を用いない否定表現をまとめました【丸暗記不要】

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【0】動画で解説

【1】否定語を用いない否定表現

否定表現の熟語には、大きく次の2通りあります。

・否定語を用いた否定表現

・否定語を用いない否定表現

今回の記事では、「否定語を用いない否定表現」を紹介していきます。

ざっと、箇条書きすると次の通りです。

・the last A +関係代名詞/to〜: 「決して~しないA」

・anything but A :「決してAでない」

・far from A: 「決してAでない」

・have yet to do:「まだ~していない」

・remain to be done: 「まだ~されていない」

・free from 〜: 「~がない」

・beyond: 「~の範囲を超えている」

・fail to〜:「〜しない」

上記の通りです。

ひとつひとつ説明していきますね。

・the last A +関係代名詞/to〜: 「決して~しないA」

〈the last A +関係代名詞/to〜〉で「決して~しないA」って意味になります。

例 He is the last person to tell a lie.
「彼は決して嘘をつかない人だ」

このようにnotなどの否定語を用いていないのに、「決して〜ない」と否定の意味になっていますよね。

なぜ否定の意味になるのか?

直訳すると…

「彼は嘘をつく最後の人」

「彼は嘘をつかない人」

って感じです。

「嘘をつく最後の人」ってことは、 要するに「嘘をつかない人」ですよね。

・ anything but A:「決してAでない」

anything but A で「決してAでない」って意味になります。

例 She is anything but a singer.
「彼女は決して歌手ではない」

butには「〜以外」って意味があるんです。

なので、「〜以外だったらなんでも」→「決して〜でない」って意味になります。

例文を直訳すると次のようになります。

「彼女は歌手以外だったらなんでも」

「彼女は決して歌手ではない」

歌手以外だったら、医者でも女優でもカフェ店員でも書店員でもなんでもOK。つまり、「決して歌手ではない」ってことです。

Twitterで問題を出してみたら・・・

・far from A: 「決してAでない」

far from A で 「決してAでない」って意味になります。

例 He is far from happy.
「彼は決して幸せでない」

far from Aを直訳すると…「Aから遠く離れている」→「決してAでない」って意味になります。

「彼は幸せから遠く離れている」

「彼は決して幸せでない」

ちなみに、Aにはプラスの内容がくることがほとんどです。

・have yet to do:「まだ~していない」

have yet to do で「まだ~していない」って意味です。

例 we have yet to solve the question.
「私たちはまだその質問に答えれていない」

なぜ否定語句がないのに否定の意味になるのか?

肯定文のyetは、「昔から今まで相変わらず」って感じの意味になります。

なので、例文を直訳すると…

「私たちは昔から今まで相変わらずその質問に答えなければいけない」

「私たちはまだその質問に答えれていない」

「昔から今まで相変わらず〜しなければいけない」→「まだ〜していない」って意味になるんですね。

・remain to be done:「まだ~されていない」

remain to be done で 「まだ~されていない」って意味になります。

例 My homework remains to be done.
「私の宿題はまだ終わっていない」

なぜ、否定語句がないのに否定の意味になるのか?

to不定詞は「(これから)〜する」って感じの未来志向の意味を持ちます。

なので、次のようになります。

remain ~ 「~のままでいる」

to be 過去分詞 「(これから)~される」

「(これから)されるままである」

「まだ〜されていない」

例文だと、「これから宿題がされるままである」→「まだ宿題は終わっていない」って意味です。

・free from 〜: 「~がない」

free from 〜 で 「~がない」って意味になります。

例 We are free from danger.
「私たちには危険がない」

free は「解放された」という意味があります。

なので、free from〜 は直訳すると…

「~から解放されている」

「 ~がない」

ちなみに、free は「解放された」という意味なので、「~」の部分にはマイナスのものが入ります。

・beyond: 「~の範囲を超えている」

beyond は 「~の範囲を超えている」って意味です。

例 The beauty of that scenery is beyond description.
「その風景の美しさは言葉に表現できない」

「言葉に表現できる範囲を超えている」→「言葉に表現できない」って意味ですね。

・fail to〜:「〜しない」

fail to〜 は「〜しない」って意味です。

例 I fail to agree with you.
「私はあなたに同意することはできない」

ちなみに、「〜することに失敗する」は〈fail in〜〉を使います。

【2】☆ まとめ ☆

・the last A +関係代名詞/to〜: 「決して~しないA」

・ anything but A :「決してAでない」

・far from A: 「決してAでない」

・have yet to do:「まだ~していない」

・remain to be done: 「まだ~されていない」

・more A than SV〜: 「~できないほどのA」

・free from 〜: 「~がない」

・beyond: 「~の範囲を超えている」

・fail to〜:「〜しない」

では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ

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