こういう疑問に答えます。
本記事の内容
・人を紹介する時の英語と日本語の違い
・日本と欧米圏の文化の違い
この記事を書いている僕は英語講師として10年以上指導。現在も「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信しています。
【1】紹介時の英語と日本語ギャップ
『英語圏は「名前」を重視する』
【2】英語:アイデンティティを重視
[問題]
友達に姉を紹介するとき、あなたはどう紹介しますか?
どうでしょうか?おそらく、次のように紹介するのでは、ありませんか?
「こちらは僕の姉です。」
僕たち日本人は、このように紹介しても、なんら違和感を感じませんよね。
でも、英語圏の人は違和感を感じます。というのも、英語圏の人だったら、次のように紹介します。
「This is my sister,Nancy.」
上記の通りです。
日本語と英語の違いは、わかりますか?
そうです!英語の場合は、しっかりと「名前」を伝えるんです。
英語は「名前」をしっかりと伝える。
これが英語と日本語の大きな違いです。
日本語は、自分との間柄や続柄などの肩書きを重視します。一方で、英語は人としてのアイデンティティを重視するのです。
・日本語:肩書きだけ言う
・英語:名前をしっかりと言う
上記の通り、日本語と英語では、何を重視するかが異なるんですよね。
例えば、会社の同僚を紹介するときも、次のように違ってきます。
・日本語:「こちらは会社の同僚です」
・英語:「This is my coworker,Tom.」
上記の通りです。
【3】英語と日本語の文化の違い
ところで、なぜ英語と日本語では、上記に挙げたような違いが出てくるのでしょうか?
これは文化の違いのせいです。
英語圏の人たちは、「個人」を重要視します。肩書きよりも、アイデンティティを重視するんです。
一方で、日本の場合は「肩書き」を1番に考える傾向にあります。
この文化の違いが、「人を紹介するとき」に顕著に現れるんです。
【4】☆ まとめ ☆
以上、英語と日本語の違いを紹介していきました。
このように、英語を学ぶことは、文化を学ぶことでもあるんですよね。
何を丁寧と捉えるのかってわかるだけで、英語の使い方が変わってきます。
ただ表面上の表現を覚えるだけでなく、こういった文化の違いがわかるだけで、見えるものが変わってきます。
・英語は名前をしっかりと伝える
・英語は個人を重視、日本語は肩書きを重視
・英語を学ぶことは文化を学ぶこと
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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