こういう疑問に答えます。
本記事の内容
・スタディサプリTOEICの勉強法【アプリ内でしっかりと解説してくれてる】
・効果的に勉強を進める7つのコツ
この記事を書いている僕は英語講師として10年以上指導。講師としてスタディサプリのTOEICも使って実践・研究しています。
Contents
【1】スタディサプリTOEICの勉強法は
『アプリの中の解説通りやればOK』
スタディサプリのアプリは、本当に丁寧にです。勉強法まで動画付きでしっかりと解説してくれています。
この記事では、ざっくりとその内容を説明して、それとは別にプラスαでやると良い勉強法を紹介していきます。
・勉強の進め方(全体像)
実際にアプリの中で勧められている勉強の進め方です。
[初級者向け]
上記の写真の通りです。
[中級者向け]
上記の写真の通りです。
・各パートの勉強法
TOEICはパート①〜⑦までの7つの大問があります。それぞれのパートごとの概要と勉強法を動画で解説してくれています。
ここではざっくりと説明していきます。
[Part1]
・概要
写真を見て、音声と一致する選択肢を選ぶ。
・勉強法
①問題をガチで解きにいく
↓
すぐに解答には行かず…
↓
② 音声がすべて100%聞き取れるまで聞く。
↓
③ 答えを見る
↓
④ ディクテーション(聞き取った英語を書き落とす。)
[Part2]
・概要
1つの質問とそれに対する3つの答えがそれぞれ放送される。3つの答えは印刷されていない。質問に最も適切な答えを選ぶ。
・勉強法(Part①と同じ)
①問題をガチで解きにいく
↓
すぐに解答には行かず…
↓
② 音声がすべて100%聞き取れるまで聞く。
↓
③ 答えを見る
↓
④ ディクテーション(聞き取った英語を書き落とす。)
[Part3]
・概要 2人または3人の人物による会話が放送され、3つの設問に答える。
・勉強法のポイント
①すべて聞く。
一部を聞くような待ち伏せの聞き方はダメ。内容をつかむことが大切。
②聞くことに集中
すべて聴き終えてから、問題を解く。つまり、聴きながら問題を解かない。
③シャドーイング(喋っているアナウンスの音声を追っかけて、自分で声に出そうとしてみる)。
実際に声を出す必要はなく、口パクでOK。
[Part4]
・概要
1人の人が話す内容に対しての質問に答える。
・勉強法
①シャドーイング
②当事者意識を持つ
自分がその場にいるかのように疑似体験する事で、記憶に残りやすくする。
[Part5]
・概要
文法に関する不完全な文章を完成させる空所補充問題
・勉強法
①試験の全体像をつかむ。
Part5は「品詞、文法、語彙」の3つで構成。
②闇雲に暗記するのではなく理解して覚える。(量よりも質。)
③表面ではなく本質の理解。
[Part6]
・概要
Part5の文法問題と、Part7の長文問題を合体させたような問題。
・勉強法
① 基本的にはPart5で文法力を鍛え、Part7で長文読解力を鍛えれば解ける。
② パターンに慣れておくことは大切。
[Part7]
・概要
色々な文書があり、シングルパッセージ(1つの文章の塊の長文)、マルチプルパッセージ(複数の文章の塊の長文)などパターンが複数ある。
・勉強法
① しっかりと本文を読む。
設問だけ読んで該当箇所を本文から探すというテクニックでは限界がある。
② 音読をする。
つぶやくくらいで良いので声を出して音読する。
以上、スタディサプリTOEICの勉強法をサクッと解説していきました。より詳しくは、スタディサプリの動画講義の中で解説してくれています。
【2】効果的に進める7つの勉強法
ここからは僕の意見です。僕がオススメする勉強法を紹介していきます。
・アプリで紹介された勉強法を忠実に実践
変に自分流は入れない方がいいです。講師をしている僕から見ても、最良の勉強法を示してくれています。
・1.5倍速で聴く
動画講義は「1.5倍速」でちょうどいい感じです。
その方がテンポも良くて聴きやすいです。もちろん、時間短縮にもなります。
もともと関正生講師は、早口でテンポ良く進んでいくものの、1.5倍速で十分、付いていけます。
ただし、リスニング音声は等倍速で聴きます。ここは間違えないようにしてください。
・期限を設定する
終わりがなければ、計画の立てようがありません。結果的に、ダラけてしまいます。
必ず期限を設定します。そこから逆算して、1日のやるべきことを落とし込んでいきます。
期限の設定方法は、TOEICの試験日に設定すると良いです。
目安としては3ヶ月が良いです。3ヶ月が短すぎず長過ぎずで良いです。
・行動目標を立てる
目標を立てるコツとして、結果目標にしないことです。
というのも、結果目標は自分ではコントロールしづらいです。
例えば、「目標点700点」と言っても自分でコントロールしづらいことです。結局、がむしゃらに頑張ろうみたいな話になります。
それよりも、次のような行動目標が良いです。
・1日5レッスンずつ進める
・1日100単語進める
・通勤時間にはリスニング音声を聞く
上記の通りです。
このような目標は、自分でコントロールすることができます。
・英単語の勉強法
英単語の覚え方のコツは次の通りです。
・英語→日本語で覚える
・日本語訳1つだけ覚える
・書いて覚えない
上記の通りです。
日本語から英語を覚えるのは、労力が大きいです。英語→日本語に比べて、4倍の労力がかかります。そもそも、TOEICは「日本語→英語」の力は求められてはいません。
日本語訳1つだけを覚えます。複数の意味や派生語やアクセントなどを、覚える必要はありません。幸い、スタディサプリのアプリでは、日本語訳1つだけです。
書いて覚えないことです。書いて覚えると時間がかかり過ぎます。見て覚えることです。記憶に残るかどうかは、単語に触れた回数で決まります。よって、書くのではなくて、見ることで、単語に触れる回数を増やしていきます。
・その他の問題集に手を出さない
TOEICは色々な問題集があります。でも、スタディサプリで十分です。それくらい充実しています。
また、各問題集によって解法が少し異なっています。複数の問題集に触れると、ブレます。一旦、ブレると途端に点数を取れなくなります。
ですから、スタディサプリのみをやるべきです。僕は英語講師の立場から、一通りの参考書に目を通しました。スタディサプリが断トツで良いです。
ただし、TOEIC公式問題集は、やった方が良いです。これは、いわば過去問です。本番に1番近い問題集です。これだけは、スタディサプリと併用して、やるべきです。
・習慣化のススメ
継続がすべてです。結局、継続している人間が成功しています。これは、勉強も変わりません。
そして、継続のコツは「習慣化」です。いかに、習慣化していくかが勝負です。
例えば、僕は次のように習慣化しています。
・朝歩きながらTOEICの音声を聞く
・出勤前の30分間でスタディサプリのアプリを使って勉強
・夜帰りながらTOEICの音声を聞く
上記の通りです。
これは、もはや完全に習慣化しています。モチベーションを上げる必要はありません。どんなに調子が悪くても、必ずやります。身体が勝手に動いてしまう感覚です。
【3】まとめ
以上、「スタディサプリTOEICの勉強法」について書いていきました。
すでに書いたとおり、スタディサプリの中で、詳しく勉強法は解説してくれていますので、それをいかに忠実に実践していくかが、最重要です。
僕も引き続き、英語の勉強・研究を続けて、できるだけ有益な情報を発信していきます。
・スタディサプリ内で詳しく勉強法は解説されているので、その通りに実践する
・講義動画は1.5倍速で聴く
・期限を設定し、行動目標を立てる
・「英単語→日本語1つ」のみ覚える。
・ほかの問題集はやらない(公式問題集を除く)
・勉強の習慣化
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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