丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

前置詞atの核心は「一点」【初学者必見ですよ】

学習者
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「前置詞ってたくさん意味があって覚えるのが大変。atも時の一点、状態の一点、割合の一点とかたくさんあって覚えきれない。何か良い方法はないんだろうか?」

こういう疑問に答えます。

本記事の内容

・前置詞は核心から考えると良い

・atの核心とは

・atの核心からの派生の意味を列挙

この記事を書いている僕は大学受験予備校講師として10年以上指導。丸暗記英語からの脱却をコンセプトに今も英語の勉強・研究を続けています。

【1】前置詞を勉強する時のコツは

『前置詞は核心から考えると良い。』

【2】前置詞には1つ核心がある

前置詞を苦手な人は多いです。というのも、前置詞はたくさんの意味があるからです。atだけでも「時のat」「場所のat」「速度のat」「価格のat」…などたくさんあります。

これらを闇雲に1つずつ覚えるのは得策ではありません。相当の時間とエネルギーを消費してしまいますからね。

そこで、前置詞を勉強する時のコツがあります。それが「1つの核心」から考えるってやり方です。

前置詞は核心から考える

【3】atの核心は「一点」

では、 論より証拠ということでatを例に挙げていきましょう。atの核心は「一点」です。

atの核心:「一点」

ここから次のような意味に派生していきます。

・「時・場所の一点」

・「割合の一点」

・「状態の一点」

・「対象の一点」

【4】それぞれ派生した意味

それぞれ1つずつ具体例とともに解説していきましょう。

・「時・場所の一点」

atの「一点」→「時・場所の一点」と派生しました。

例 The train starts at 5:00.
「その列車は5時に発車する」

時刻を表す場合には、atを使います。時計の針が時刻の一点を指しているイメージです。

例 I arrived at Tokyo.
「私は東京に到着した」

たとえば、「東京に到着」というのは、東京を地図の「一点」と考えているイメージです。

注意すべきは、「一点」と考えているかどうかは、あくまで話し手の主観によるということです。つまり、実際の面積とかは関係ありません。

例 I live in Tokyo.
「私は東京に住んでいる」

先ほどの例文は、at Tokyo でしたよね。でも、今回は、in Tokyoです。このようにatとinの使い分けは面積の問題ではないのです。話し手の主観の問題です。

・東京に到着:地図上の1地点

・東京に住む:東京というワクの中

inは「ワクの中」というのが核心にあります。live in Tokyo.は「東京のワクの中にいる」ってイメージがありますよね。

・「割合の一点」

atの「一点」→「目盛りの一点」→「割合の一点」と派生しました。速度計や温度計などのイメージです。

例 Tom drives at 120miles an hour.
「トムは時速120マイルで運転する」

車のメーターが「120マイル」の一点を指しているイメージです。

例 Water boils at 100℃.

温度計の目盛りが「100℃」の一点を指しているイメージです。

・「状態の一点」

少し難しいですが、atの「一点」→「状態の一点(〜中)」と派生していきました。

例 I am at peace when I am walking.
「歩いている時が心穏やかです」

at peaceは「心が平和な状態」→「心穏やか」ってイメージです。

例 He is at work.
「彼は仕事中です」

・「対象の一点」

今まで見てきた意味は基本的に「静止」の 意味でした。今回は、「対象の一点」ということで「動き」の意味になります。

例 They laughed at him.
「彼らは彼を笑った」

彼という一点に「笑い」が投げられているイメージです。

例 Look at the house.
「その家を見て」

「視線」を家という一点にな投げかけるイメージです。

【5】まとめ

以上、前置詞のatを核心の「一点」から色々な意味に派生していく様子を見てきました。

どうでしょうか。闇雲にひとつひとつ覚えるよりも、核心から考えた方が理解しやすいし、覚えやすいと感じるのではないでしょうか。

今後、at以外の前置詞についても、随時更新していく予定です。

・前置詞は核心から考える

・atの核心は「一点」

・「時・場所」「割合」「状態」「対象」と派生していく