丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

前置詞atの核心は「一点」【英熟語一覧あり】

【1】前置詞 at のコアイメージ

1-1. atのコアイメージ

パンダ君
パンダ君
前置詞atのコアイメージは「一点」です。

前置詞atのコアイメージ:「一点」

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

パンダ君
パンダ君
ここから次のような意味に派生していきます。

・「場所の一点」

・「時の一点」

・「目盛りの一点」

・「狙いの一点」

・「状態」

・「感情の原因」

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!こうやってコアイメージから派生させて考えていくのが良いのだな!

1-2.場所の一点

例 I arrived at Tokyo.
「私は東京に到着した」

パンダ君
パンダ君
たとえば、「東京に到着」というのは、東京を地図の「一点」と考えているイメージです。

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

パンダ君
パンダ君
注意すべきは、「一点」と考えているかどうかは、あくまで話し手の主観によるということです。つまり、実際の面積とかは関係ありません。

例 I live in Tokyo.
「私は東京に住んでいる」

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

パンダ君
パンダ君
先ほどの例文は、at Tokyo でしたよね。でも、今回は、in Tokyoです。このようにatとinの使い分けは面積の問題ではないのです。話し手の主観の問題です。

・東京に到着:地図上の1地点

・東京に住む:東京というワクの中

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!

パンダ君
パンダ君
inは「ワクの中」というのが核心にあります。live in Tokyo.は「東京のワクの中にいる」ってイメージがありますよね。

・場所の一点の英熟語

□arrive at 到着する
□stay at に泊まる
□call at に立ち寄る
□drop in at 立ち寄る
□make oneself at home くつろぐ
□at heart 内心は・根は
□be good at∼ ∼が得意である
□at a distance ある距離を置いて

1-3.時の一点

例 The train starts at 5:00.
「その列車は5時に発車する」

パンダ君
パンダ君
時刻を表す場合には、atを使います。時計の針が時刻の一点を指しているイメージです。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!

・時の一点の英熟語

□at the same time 同時に
□at once すぐに/同時に
□all at once 突然
□at a time 一度に
□at times 時々
□at first 最初は
□at last ついに
□at length ついに
□at any timeいつでも
□at present 現在は 
□at the moment 現在は
□at that time その時
□at the beginning of の始めに
□at the end of の終わりに
□at the age of ∼才の時に
□at A’s convenience Aの都合の良い時に
□at short notice 急に

1-4.目盛りの一点

例 Tom drives at 120miles an hour.
「トムは時速120マイルで運転する」

例 Water boils at 100℃.
「水は100出℃で沸騰する」

パンダ君
パンダ君
温度計や速度計の目盛りや針が一点を指しているイメージです。

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

・目盛りの一点の英熟語

□at any rate とにかく
□at(the)best せいぜい
□at(the)worst 最悪でも
□at the earliest 早くとも
□at most 多くても
□at least 少なくとも
□at the rate of ~の割合で
□at a discounted price 割引価格で
□at competitive prices 安い価格で

1-5.狙いの一点

例 They laughed at him.
「彼らは彼を笑った」

パンダ君
パンダ君
彼という一点に「笑い」が投げられているイメージです。

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

例 Look at the house.
「その家を見て」

パンダ君
パンダ君
「視線」を家という一点にな投げかけるイメージです。

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

・狙いの一点の英熟語

□aim at 目指す
□laugh at を笑う
□jump at とびつく
□throw A at B A を B に投げつける
□look at 見る
□stare at じっと見つめる
□glance at ちらっと見る
□at a glance 一目見て
□have a look at 見る
□at the sight of を見て

1-6.状態

例 I am at peace when I am walking.
「歩いている時が心穏やかです」

パンダ君
パンダ君
at peaceは「心が平和な状態」→「心穏やか」ってイメージです。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど。

・状態の英熟語

□at play 遊んでいる 
□at work 仕事中で
□at peace 平和な
□at issue 論争中の
□at ease くつろいで
□ill at ease 不安で
□at risk 危険な状態で
□at one’s disposal 人の思うままに
□at a loss 途方に暮れて
□at the mercy of のなすがままに
□at first hand 直接に
□at will 思いのままに

1-7.感情の原因

例 I was surprised at the news.
そのニュースを聞いてびっくりした

パンダ君
パンダ君
時制軸上に載せると一点の瞬間的な感情です。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど。

・感情の原因の英熟語

□be surprised at に驚いている
□be startled at に驚く
□be frightened at に驚く
□be astonished at に驚く
□be shocked at にショックを受ける
□be disappointed at に失望する
□be angry at に怒っている
□be amused at をおかしがる

【5】まとめ

以上、前置詞のatを核心の「一点」から色々な意味に派生していく様子を見てきました。

どうでしょうか。闇雲にひとつひとつ覚えるよりも、核心から考えた方が理解しやすいし、覚えやすいと感じるのではないでしょうか。

・前置詞は核心から考える

・atの核心は「一点」

・「場所」「時」「目盛り」「狙い」「状態」「感情の原因」と派生していく