Contents
【0】動画で解説
【1】be tired ofとbe tired fromの違い
1-1.まずは結論から
パンダ君
結論からいきましょう!
・be tired of 〜:〜にうんざりしている
・be tired from 〜:〜で疲れている
オオカミ君
うわっ、なんかまぎらわしいな!
パンダ君
そうなんだよね。“from”のあとは「疲れの原因」、“of”のあとは「うんざりするもの/人」がくるんだよね。
オオカミ君
うーむ…。
1-2.例文で確認
パンダ君
そう言われても紛らわしいよね。でも、前置詞の核心イメージから考えていくことで、丸暗記英語から脱却できるんだ。ひとまず、例文を見ていきますね。
He is tired of his work.
(彼は自分の仕事にうんざりしている)
He is tired from his work.
(彼は仕事で疲れている)
オオカミ君
ほうほう。同じ“his work“が来てるけど、意味がかなり変わっちゃんだな!
【2】be tired ofとbe tired fromを深く学ぶ
2-1.効果的な覚え方
パンダ君
さて、覚え方なんだけど、次の熟語と関連付けて覚えると良いよ。
be tired of 〜:〜にうんざりしている
think of〜:〜について考える
be tired from 〜:〜で疲れている
be exhausted from〜:〜で疲れ果てている
オオカミ君
おぉ〜!これは覚えやすい!
2-2.なぜ、tire:「疲れさせる」なのか?
オオカミ君
ところで、tireは「タイヤ」と「疲れさせる」があるけど、全然関係ないように思えるんだが?
パンダ君
おっ、良いところに気づきましたね。これはかなり深いんだけど、次のような感じです。
タイヤはどんどん使っているとすり減って疲弊していく感じがあります。なので、「擦り減ってしまう」→「疲れさせる」って意味になります。
オオカミ君
なるほど〜!!!
2-3.なぜ、ofなのか?
オオカミ君
fromはなんとなくピンと来るんだけど、ofはあまりピンとこないんだが…。
パンダ君
これまた、するどい質問ですね。これも次のように説明することができます。
ofはもともとはoff「分離」の意味があります。なので、飽き飽きして興味が削がれて分離してしまい、be tired of〜で「〜にうんざりする」って意味になります。
オオカミ君
おぉ〜!これまた、深い話だな!!
【3】まとめ
・be tired of 〜:〜にうんざりしている
・be tired from 〜:〜で疲れている
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