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【1】英単語 〈ceive、cept〉の語源
結論から言うと、〈ceive、cept〉の語源は「受け取る」です。
〈ceive、cept〉の語源:「受けとる」
〈覚え方〉
「レシーブ(receive)」というのは「相手の打った球を受けること」です。
【2】語源〈ceive、cept〉から覚える英単語
大学受験やTOEICに出るレベルの英単語に絞って、紹介していきます。
1.perceive「知覚する」
「完全に(per)受けとる(ceive)」→「知覚する」って意味になりました。
※perはperfect「完全」って意味です。
2.deceive「だます」
「真実ではない(de)方向へ受け入れさせる(ceive)」→「〜をだます」って意味です。
※deは「離れる」です。distance「距離」は「di(=de離れた)+stance(立っている)」って意味になりました。
3.conceive「想像する」
「たくさんのカケラから共に(con)頭に受け入れる(ceive)」→「想像する」
って意味になりました。
※com「共に」を語源に使った英単語には、community「地域社会」やcommon「共通の」などがあります。
4.accept「受け取る」
〈ac-「その方向へ」+cept「つかみ取る」〉→「受け取る」って意味になりました。
5.anticipate「予想する」
「前もって(anti)把握する」→「予想する」って意味になりました。
6.except「除外する」
〈ex-「外へ」+cept「受け取る」〉→「除外する」って意味になりました。
※ex-「外へ」を語源に使った英単語には、exit「出口」やexport「輸出する」などがあります。
7.intercept「横取りする」
〈inter-「間の」+cept「受け取る」〉→「横取りする」って意味になりました。
※ inter-「間の」を語源に使った英単語には、interview「面談」やinternational「国際的な」などがあります。
※サッカーやバスケなどで「インターセプト」はパスを横取りする行為ですよね。
8.occupation 「占領、職業」
cup「受け取る」にだけ着目して「占領」って覚えてください。人生のほとんどを占領しているのは「職業」ですね。
9.participant「参加者」
〈part「部分」+cip「受け取る」-+ant「人、もの」〉→「参加者」です。
※〜antは「人」って意味になります。assistant「アシスタント」やinhabitant「住人」など。
10.purchase「買う」
「前へ(pur)手を伸ばして受け取る」→「買う」って意味になりました。
11.receipt「レシート」
〈re-「後ろへ」+cept「受け取る」〉→「レシート」です。
※日本語でも「レシート」って言いますよね。意外と発音の仕方が分からなくて、「レシート」って気づかない人も多いです。
12.receive「受け取る」
〈re-「後ろへ」+ceive「受け取る」〉→「受け取る」って意味になりました。
※バレーのレシーブはボールを受け取るプレーですよね。
他にも、〈ceive、cept〉を使った英単語には次のようなものがあります。
・recipe「レシピ」
・concept「コンセプト、概念」
・inception「 手に取って始めること」
以上、〈ceive、cept〉の語源について解説していきした。
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