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【英文法】eachとeveryの違いとは?【英語講師が簡潔に解説します】

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【0】動画で解説

【1】eachとeveryの違い

結論から言うと、次の通りです。

  each every
単数扱い?複数扱い? 単数 単数
品詞 形容詞/名詞 形容詞

ひとつひとつ説明していきますね。

・eachとeveryは単数扱い

eachとeveryは、「それぞれ」って意味だから複数をイメージさせますよね。でも、単数扱いなんです。

例文で確認しましょう。

Every student passed the test.
(それぞれの生徒が試験に合格した)

Each house has a small yard.
(それぞれの家に小さい庭がある)

上記のとおり。

覚え方は、「毎日」のことを「every day」って言いますよね。「every days」って言いませんよね。なので、everyは単数扱いです。

eachとeveryは両方とも「それぞれ」って訳しますが、ニュアンスは異なります。その違いについては、後ほど詳しく解説していきます。

・eachとeveryの品詞

eachとeveryの品詞は次の通りです。

・each:形容詞/名詞

・every:形容詞

こんな感じで、両方とも「形容詞」はありますが、eachだけが名詞を持ちます。

実際に例文で確認してみましょう。

○ Each student passed the test.

○ Every student passed the test.

○ Each of the students passed the test.

× Every of the students passed the test.

なんか紛らわしくて覚えれないって人は、「Every of the students とだけは言えない」って感じで覚えておくとよいです。

Twitterで問題を出してみたら・・・

【2】話を深堀りしていきます。

ここまででキツイって人は、サラッと読むだけでOKです。

次の2つについて解説していきます。

・eachとeveryのニュアンスの違い

・以外にも単数扱い

上記のとおり。

ひとつひとつ説明していきますね。

・eachとeveryのニュアンスの違い

eachとeveryは「それぞれ」って同じ訳し方をしますが、ニュアンスは次の通り、異なります。

・every:個々を意識しつつ全体について述べる

・each:個々を個別に述べる

上記のとおり。

例文で確認しましょう。

The president presented a diploma to every student.
(校長は全ての生徒に卒業証書を渡した)

The president presented a diploma to each student.
(校長はそれぞれの生徒に(一人ずつ)卒業証書を渡した)

everyの方はそれぞれに手渡しで渡したわけではありません。イメージとしては代表者が1人出てきて、その代表者が全員分を受け取ったのかなってイメージです。

一方で、eachの方は、それぞれが手渡しで卒業証書を受け取ったイメージです。

・以外にも単数扱い

次の英単語は以外にもそれぞれが単数扱いです。

・each

・every

・either

どの単語も複数をイメージさせますが、単数扱いになります。覚え方のコツは「全部eからスタートしていること」に着目です。

ちなみに、allやbothなど、その他の複数をイメージさせる単語は、そのまんま複数扱いです。

・Twitterで問題を出してみたところ...

かなり、回答が分かれました(>_<)

【3】おわりに

以上、「eachとeveryの違い」について解説していきました。

☆ まとめ ☆

  2人 3人以上
すべて both all
任意の either any
すべて~ない neither none

では、ここでおしまいにします。(`・ω・´)ゞ

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

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