丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

misinformationとdisinformationの違いとは?【丸暗記英語から脱却】

【0】動画でサクッと解説

【1】misinformationとdisinformationの違い

1.misinformationとは?

misinformation は「誤情報」という意味で、悪意なく広まった間違った情報を指します。TOEICでは、社内連絡メールや報告書などで「誤解」や「勘違い」を伝える文脈で登場します。

There was some misinformation about the meeting time.
(会議の時間について誤った情報がありました。)

このように、単純なミスによる情報の誤りを指す場合に使われます。

2.disinformationとは?

disinformation は「偽情報」「意図的な誤報」です。こちらは人を騙すために故意に流された情報で、ニュース記事やグローバル企業の対応、あるいは政治的背景のある文章中で出題されることがあります。

The report was based on disinformation circulated online.
(その報告書は、ネット上で流された偽情報に基づいていました。)

TOEICで「online news」「media」などの文脈が出てきたら、disinformationのような語が登場する可能性があります。

【3】覚え方のヒント

・misinformation の「mis-」は mistake misunderstand と同じ「間違い」の意味。つまり「うっかりミス」。

・disinformation の「dis-」は dishonest(不誠実)などと同じく「正しくない方向」へ意図的に向かわせるニュアンス。

もっと感覚的に覚えるには…

・misinformation:ミスっただけ(悪意なし)

・disinformation:ディスってくる情報(悪意あり)

TOEICはニュアンス理解が得点差を生みます。この違いを押さえておくことで、設問の選択肢の判断が速くなり、Part 7の時間配分にも余裕が出ます。

【4】まとめ

・misinformation:間違っているが、故意ではない(例:社内での勘違い)

・disinformation:意図的に騙す目的で広められた情報(例:報道・ネット上の偽情報)

TOEIC800点を目指すレベルでは、こうした抽象的な語彙の意味・使われ方の違いを理解しておくことが、点数に直結します。特に Part 7の長文読解対策として押さえておきたい語彙です。

引き続き、理解を軸に語彙力を積み上げていきましょう。

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