【0】動画で解説
【1】動詞の原形が使われる場合
結論から言うと、次のとおり。
動詞の原形→「不確定なこと」に使われる。
上記のとおり。
では、実際に確認していきましょう。
1-1.命令文
Open the window.
(窓を開けなさい)
命令文では「動詞の原形」から始めるって教わりますよね。そして、命令することってまだ起きていない不確定なことです。だから、動詞の原形から使われているんです。
1-2.助動詞
It will rain tomorrow.
(明日は雨が降るだろう)
「助動詞+動詞の原形」って教わりますよね。これも、明日雨が降るかどうかは不確定なので、動詞の原形が使われています。
1-3.to不定詞
I want to be a doctor.
(私は医者になりたい)
不定詞は「to+動詞の原形」って教わりますよね。医者になるかどうかはまだ不確定のことなので、動詞の原形です。
1-4.提案・主張・要求の〜that節
He suggested that more staff be hired.
(彼はもっと多くのスタッフを雇うことを提案した)
実は次のようなルールがあります。
「提案・主張・要求・命令・決定のV+that+S+should+原形/原形」
今回はsuggestedが提案なので、beになるわけです。
そして、これもなぜ原形が使われるのか?スタッフを多く雇うことは、まだ不確定なことです。だから、動詞の原形になるわけです。
【2】☆ まとめ ☆
動詞の原形→「不確定なこと」に使われる。
以上、「動詞の原形が使われる場合」について解説していきました。かなり上級者向けの内容であり、学校ではなかなか教わらないことですが、このような知識の裏にある思想を理解すると、見える世界が変わってくると思います。ぜひ、今回を機に自分のものにしていただければと思います。
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