丸暗記英語からの
脱却。
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【TOEIC】Part7のarticle(記事)対策

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【1】Part7のarticle(記事)を知る

1-1.article(記事)問題は難しい

まず、Part7に出るジャンルは次のとおり。

①Eメール(E-mail)
②記事(article)
③Webページ(Webpage)
④広告(advertisement)
⑤告知(notice)
⑥チャット(chat)

この中で、最も難しいのが「②記事(article)」です。みんな口を揃えて「1番難しいのはarticle」って言います。

1-2.難しい理由は?

articleが1番難しいとされる理由は次の通りです。

・内容が堅い

・単語が難しい

・固有名詞が多い

・文章量が多い

上記のとおり。

内容は「市のインフラなどの世論の問題」や「商品の紹介」や「会社の合併」など、チャットや広告などと違い堅い内容のものが多く、それに伴い、単語が難しくなることが多いです。

また、固有名詞も多くなり、「誰が誰だっけ?」ってことになります。そして、単純に文章量が多いのも難しく感じる理由のひとつです。このように量が多い場合は段落ごとに一度立ち止まって要約するのもコツです。

【2】Part7のarticle(記事)対策

ここまで、articleの特徴を話してきました。ここからは、対策方法を紹介していきます。対策方法は次の3つです。

1.特徴を知る

2.英語力を磨く

3.飛ばす

上記のとおり。

ひとつひとつ説明していきます。

2-1.特徴を知る

articleの特徴は次のとおり。

・市のインフラや会社の合併などの堅い内容

・セリフが多い

・情報の並置も多い

実際に、公式問題集を使って、articleの記事を何度も音読して、パターンに慣れていきましょう。これで英語力がつくのはもちろんですが、同時にarticleに出てくる内容のパターンもわかってくると思います。

また、Mr.Yamahiro said “he was〜”って感じで、“〜“のセリフが多く出てきます。セリフでは、“〜“Mr.Yamahiro said.など、語順が様々に変わるので注意が必要です。

情報の並置というのは、「Salinas Poducts,a large food distributor based in Mexico city」といった感じで、カンマの前後がイコール関係の並置です。これがかなり長くなることが多いので、いかに一気に読めるかが大切です。

2-2.英語力を磨く

結局は、ここに行き着きます。色々なテクニックはあるものの、最終的には英語力を磨くのが良いです。

具体的には、英単語・構文把握力を身につけましょう。精読力を身につけることで、どんなに難解な英文も正確に読めるようになります。

2-3.飛ばす

TOEICのリーディングは時間との戦いです。最後まで行かず、最後の2セットくらいは塗り絵になってしまう人も多いです。

articleで時間をかけたのに点数を取れないんだったら、飛ばしてしまって、できる問題を問いた方が良いです。

いつも最後まで問題を解ききれない人は、この飛ばす方法はかなり有効だと思います。

ちなみに、公式問題集8では、test1.2にそれぞれ1つずつしか出ていません。なので、article対策のために「英字新聞を読む」などの対策は不要です。TOEIC対策には、TOEIC教材を使うのが最適です。

【3】まとめ

・article(記事)問題は難しい

・内容が堅く、単語が難しく、固有名詞が多く、文章量が多い

・特徴を知り、英語力を磨く

・最後まで解ききれない人は飛ばす

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

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