Contents
- 【1】英単語 〈sub〉の語源
- 【2】語源〈sub〉から覚える英単語
- 1.sustain「維持する」
- 2.subconscious「潜在意識の」
- 3.subordinate「部下」
- 4.suppress「抑える」
- 5.suppose「仮定する」
- 6.suspend「一時停止する」
- 7.souvenir「お土産」
- 8.subject「主題、被験者、服従させる、支配を受ける」
- 9.submarine「海中の、潜水艦」
- 10.submit「提出する」
- 11.subscribe「署名する、定期購読する」
- 12.substance「物質」
- 13.subway「地下鉄」
- 14.succeed「成功する」
- 15.suffer「苦しむ」
- 16.sufficient「十分な」
- 17.supplement「補給」
- 18.supply「供給する」
- 19.support「支援する」
- 20.suspect「容疑者」
- 21.sustain「持続する」
- 22.substitute「代用する」
【1】英単語 〈sub〉の語源
結論から言うと、〈sub〉の語源は「下」です。
〈sub〉の語源:「下」
〈覚え方〉
サッカーのサブメンバー(sub member)とは、レギュラーの下に控えている選手ですね。
【2】語源〈sub〉から覚える英単語
大学受験やTOEICに出るレベルの英単語に絞って、紹介していきます。
1.sustain「維持する」
「下で(sus=sub)ふんばって保つ(tain)」→「維持する」って意味になりました。
2.subconscious「潜在意識の」
「下(sub)の意識(conscious)」=「下の +意識 (=知っている状態) 」→ 「意識していない」って意味になりました。
3.subordinate「部下」
「下で(sub)命令(ordin)を受ける人」→「部下」って意味になりました。
※ordin=order「命令する」です。
4.suppress「抑える」
「下に(sup=sub)押す(press)」→「抑える」って意味になりました。
5.suppose「仮定する」
「議論の下(sup=sub)に置く(pose)」→「議論する」って意味になりました。
6.suspend「一時停止する」
「下に(sus=sub)ぶら下げる(pend)」=「ちゅうぶらりんにする」→「一時停止する」って意味になりました。
※pendはペンダント(pendant)をイメージすれば大丈夫ですね。
7.souvenir「お土産」
〈sub-「下に」+vene「来る」〉→「心の奥下から湧き上がってくるもの」→「お土産」って意味になりました。
8.subject「主題、被験者、服従させる、支配を受ける」
〈sub-「下に」+ject「投げる」〉→「主題、被験者、服従させる、支配を受ける」って意味になりました。
※ ject「投げる」を語源に使った英単語には、project「プロジェクト」やjet「ジェット機」などがあります。
9.submarine「海中の、潜水艦」
〈sub-「下に」+marine「海の」〉→「海中の、潜水艦」って意味になりました。
10.submit「提出する」
〈sub-「下に」+mit「送る」〉→「提出する」って意味になりました。
※ mit「送る」を語源に使った英単語には、emit「発する」やtransmit「送る」などがあります。
11.subscribe「署名する、定期購読する」
〈sub-「下に」+scribe「書く」〉→「書類の下に名前を書く」→「署名する、定期購読する」って意味になりました。
※ scribe「書く」を語源に使った英単語には、describe「描写する」やprescribe「処方する」などがあります。
12.substance「物質」
〈sub-「下に」+stance「立つもの」〉→「物質」って意味になりました。
13.subway「地下鉄」
〈sub-「下に」+way「道」〉→「地下鉄」って意味になりました。
14.succeed「成功する」
〈suc-「下に」+ceed「進む」〉→「下から這い上がってくる」→「成功する」って意味になりました。
※ ceed「進む」を語源に使った英単語には、proceed「前進する」やrecede「後退する」などがあります。
15.suffer「苦しむ」
〈suf-「下に」+fer「運ぶ」〉→「下の立場に置かれる」→「苦しむ」って意味になりました。
※ fer「運ぶ」を語源に使った英単語には、transfer「運ぶ」やoffer「提供する」などがあります。
16.sufficient「十分な」
〈suf-「下に」+ficent「つくる」〉→「作ったものを下に置けるほど十分」→「十分な」って意味になりました。
※fic「つくる」を語源に使った英単語には、fiction「フィクション」やinfect「感染させる」などがあります。
17.supplement「補給」
日本語でもサプリメントって言いますよね。
18.supply「供給する」
「下から満たしていく(ply)」→「供給する」って意味になりました。
※ supplementの動詞ですね。
19.support「支援する」
「下から支えて運ぶ(port)」→「支援する」って意味になりました。
※日本語でもサポートするって言いますよね。
20.suspect「容疑者」
「心の奥 (=下) では疑って見る(spect)」→「容疑者」って意味になりました。
※spect「見る」を語源に使った英単語には、expect「期待する」やinspect「検査する」などがあります。
21.sustain「持続する」
〈sus-「下に」+tain「つかんで離さない」〉→「持続する」って意味になりました。
※ tain「つかんで離さない」を語源に使った英単語には、maintain「維持する」やentertain「楽しませる」などがあります。
22.substitute「代用する」
〈 sub-「下」+st「立つ」〉→「代用する」って意味になりました。
以上、「subの語源」について解説していきした。
ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
また、TOEIC学習法の無料メルマガも開始しました。ぜひ、間違えた方向に学習して時間とエネルギーを無駄にしたくない人は、ぜひご登録ください。