丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

【付帯状況のwith】魂だけが自分!?

【1】with+OCの現在分詞vs過去分詞

付帯状況のwithは、with+OCの形をとります。そして、このCの位置には、現在分詞/過去分詞を置くことができます。この使い分けは次のとおりです。

・OとCの関係が能動→現在分詞

・OとCの関係が受動→過去分詞

上記の通りです。

それぞれ、例文で確認していきましょう。

・OとCの関係が能動→現在分詞

She ran with her hair waving.
「彼女は髪をなびかせながら走った」

→ O(彼女の髪)=C(なびく)

・OとCの関係が受動→過去分詞

He sat with his arms folded.
「彼は腕を組みながら座っていた」

→O(彼の腕)=C(組まれる)

【2】with+OCの深い話

ここから話を深掘りしていきます。

先ほどの “with his arms folded“ のところで「腕を組む」だから「能動」の関係だと思った人がいるかもしれません。

そんな人のために少し話を掘り下げていきましょう。息抜きのつもりで聞いてくれて結構です。

欧米の人たちは「魂」と「身体」は別々で、「魂」が自分で「身体」は借り物の着ぐるみ(道具)という発想があります。

「目を閉じる」という行為は、「魂という自分から“目を閉じろ”という指令が目にいくわけです。すると「目」の立場から考えると「目はその指令によって閉じられる」わけです。だから、受動の関係になるんです。

こういった理由から、「with+身体+C」の場合はほとんどの場合、「C」には「過去分詞」が入ります。

たとえば…

・with one’s eyes closed「目を閉じて」
・with one’s legs crossed「足を組んで」
・with one’s arms folded「腕を組んで」

しかし、次のような例外があります。

・with one’s eyes shining「目を輝かせて」

「shining」で「現在分詞」になっていますよね。これも無理に丸暗記する必要はありません。

たとえば、「目を輝かせて」と言われたらどうしますか?無理ですよね。「目が輝く」というのは、自然に起こることで自分の意思では無理なんですよ。よって、先ほどの「魂」から指令がいって…とはいかないわけです。何か夢中になって頑張っているときに目が能動的に輝くわけですから、「現在分詞」を使うんですね。

【3】おわりに

以上、「付帯状況のwith」について解説していきました。

いかがでしたか?

英文法は、読解も含めて英語の学習の最も基本となります。

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