英語学習をしていると、こんな経験はありませんか?
・「とりあえず毎日英語を聞いている」
・「通勤中はずっと英語を流している」
・「1時間リスニングしたから、今日は勉強した!」
もちろん、英語を聞く時間を作ることは大切です。
しかし、ここで注意してほしいのが「ダラダラ聴き」です。
英語は「いつでもどこでもできる」という大きなメリットがあります。
一方で、その手軽さゆえに、集中せずに英語を聞くことが習慣になってしまうというデメリットもあります。
そして、ダラダラ聴きは効果が薄いだけではありません。
場合によっては、集中して英語を聞く力を弱めてしまう可能性があります。
Contents
【0】動画でサクッと解説
【1】なぜ「ダラダラ聴き」は逆効果なのか?
結論から言うと、ダラダラ聴きが続くと、
「英語を聞く=集中しなくてもいい」
という状態が習慣になってしまうからです。
例えば、通勤中に英語を流しているとします。
音声は流れている。
でも、スマホを見ている。
別のことを考えている。
聞き取れない部分があっても、そのまま流す。
これでは、英語の音を「hearing」しているだけになってしまいます。
hearingとlisteningは違う
英語には「聞く」を表す言葉として、
hearing
=音が耳に入ってくる
listening
=意識して聞く
という違いがあります。
例えば、カフェで周りの人が英語を話している。
その音が自然に耳に入ってくるのがhearing。
「何を話しているんだろう?」と意識して聞くのがlisteningです。
英語学習で大切なのは、もちろんlisteningです。
ただ英語を流しているだけでは、なかなか「聞き取れる力」にはつながりません。
【2】本当に大切なのは「集中して聞く時間」
リスニング学習で重要なのは、
「何時間英語を聞いたか」ではなく、「何時間集中して聞いたか」
です。
例えば、
ダラダラ1時間聞く。
↓
聞き取れない部分もそのまま。
↓
内容もあまり理解していない。
これでは、勉強した時間として考えるのは難しいでしょう。
それよりも、
15分間集中して聞く。
↓
聞き取れなかった部分を確認する。
↓
英文の意味を理解する。
↓
もう一度聞く。
この15分のほうが、はるかに中身の濃い学習になります。
「聞いた時間」と「学習した時間」は違う
ここは、ぜひ覚えておいてください。
英語を聞いていた時間=学習した時間
ではありません。
本当に学習した時間とは、
集中して英語と向き合った時間
です。
「今日は1時間リスニングした」
ではなく、
「今日は15分、集中して聞き取る練習をした」
このように考えてみてください。
【3】ただし、徹底的にやり込んだ音声は別
ここで一つ注意があります。
「じゃあ、移動中に英語を聞くのは意味がないの?」
というわけではありません。
一度、徹底的にやり込んだ音声なら、繰り返し聞くことにも意味があります。
例えば、
・英文の内容を理解している
・知らない単語を確認している
・聞き取れなかった部分を確認している
・音声を何度も聞いている
・シャドーイングなどで練習している
このような状態までやり込んだ音声であれば、移動中などに繰り返し聞くのも効果的です。
つまり、
「何も理解していない音声をダラダラ聞く」
のと、
「一度徹底的にやり込んだ音声を繰り返し聞く」
のは、まったく違います。
【4】明日からのリスニング学習で意識する3つのこと
では、明日から何を意識すればいいのでしょうか?
1. 「とりあえず流す」をやめる
英語を聞くときは、
「今、何と言っているのか?」
と意識して聞きましょう。
ただ音を流すのではなく、意味を理解しながら聞くことが大切です。
2. 短時間でも集中する
長時間聞くことを目標にする必要はありません。
15分でも30分でも、集中して取り組む。
「長さ」より「濃さ」
を意識しましょう。
3. 一つの音声を徹底的にやり込む
聞き取れないからといって、すぐに次の教材へ進む必要はありません。
なぜ聞き取れなかったのかを確認し、理解して、もう一度聞く。
この繰り返しが、リスニング力を伸ばしていきます。
【5】「丸暗記英語」から脱却するなら、学習の質を変える
僕が運営している「3ヶ月で800点を目指すTOEIC講座」でも、ただ勉強時間を増やすことはおすすめしていません。
大切にしているのは、
「必要なことを、集中して、効率よく学ぶ」
ことです。
単語も文法もリスニングも、ただ丸暗記するのではなく、
「なぜそうなるのか?」
を理解する。
そして、理解したものを繰り返し練習して、自分の力にしていく。
これが「丸暗記英語から脱却する」という考え方です。
リスニングも同じです。
ただ英語を聞き流すのではなく、
hearing → listening
へ。
「英語が耳に入ってくる」から、
「英語を意識して聞き取り、意味を理解する」
へ。
英語学習の「量」だけではなく、「質」を変えていきます。
本気でTOEIC800点を目指したい方は、ぜひ講座を活用してください。
【6】まとめ
最後に、この記事のポイントをおさらいします。
✅ ダラダラ聴きをやめるための3つのポイント
1. 「英語を聞いた時間」と「学習した時間」は違う
2. 長時間聞くより、短時間でも集中する
3. 徹底的にやり込んだ音声は、繰り返し聞く
英語は、いつでもどこでも勉強できる。
これは大きなメリットです。
しかし、その手軽さから「とりあえず英語を流しておく」という学習になってしまうと、逆効果になることもあります。
ダラダラ聴くのではなく、集中して聞く。
hearingではなく、listening。
「何時間聞いたか」ではなく、「どれだけ集中して聞いたか」。


