丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
TOEIC

自分のやり方を確立する重要性 〜やり方がブレるとスランプに入る理由〜

こんな経験ありませんか?

・今の解法にどこか違和感があり、集中しきれない
・いろいろな解き方を試しても、いまいちピンとこない
・「このやり方で本当にいいのか?」という迷いが常にある

この状態に入っていると、
問題そのものに集中することができません。

解法に疑問を持ったまま取り組むと、
意識が「解くこと」ではなく「やり方の正しさ」に向いてしまいます。

その結果、集中力が削がれ、
本来出せるはずの力が出せなくなります。

〖1〗やり方がブレると結果が出ない

よくあるのが、解き方を頻繁に変えてしまうケースです。

例えばリスニングであれば、

・音声を聞きながら同時に問題を解くのか
・一度目を閉じて音声をすべて聞いてから解くのか

リーディングであれば、

・最初に設問を読んで該当箇所を探すのか
・一度全文を読んでから問題を解くのか

こういった方針が毎回変わっている状態です。

一見、試行錯誤しているように見えますが、
これは逆効果です。

なぜなら、どのやり方も中途半端で終わるからです。

やり方は、ある程度継続して初めて
「どこが問題なのか」「どこを改善すべきか」が見えてきます。

しかし、途中で変えてしまうと
その検証ができません。

結果として、
「やっているのに伸びない」状態に入っていきます。

〖2〗正しいやり方は存在しない

ここで重要なのは、
「絶対的に正しい解法は存在しない」という前提です。

どの解き方にも
メリットとデメリットがあります。

つまり、どれも“完成形”ではありません。

それにもかかわらず、
「もっと正しいやり方があるはずだ」と探し続けてしまうと、
やり方は永遠にブレ続けます。

〖3〗やり方を自分に合わせ、正解にしていく

ここで重要なのは、
「やり方を選ぶこと」ではなく、
「やり方を自分に合わせながら、正解にしていくこと」です。

そして前提として押さえておきたいのは、
最も大切なのは解法そのものではなく、英語力を磨くことに尽きるという点です。

解法はあくまで手段であり、
土台となる英語力があって初めて機能します。

その上で、選んだ解法をどう自分にフィットさせるか、
そしてどう機能する形に仕上げていくかが重要になります。

例えばリーディングで、
「一度全文を読んでから答える」という解法を選んだ場合、

・全文を読む際、どこまで精度高く理解するのか
・時間をどこまでかけるのか
・設問に戻ったとき、どこを根拠として拾うのか

こういった部分を調整していくことで、
最初は曖昧だったやり方が、徐々に精度の高い解法へと変わっていきます。

またリスニングで、
「目を閉じてすべて聞いてから解く」スタイルを取るのであれば、

・どこまで内容を保持するのか
・聞き取れなかった場合にどう立て直すのか
・選択肢との照合をどう行うのか

といった細部を詰めていくことで、
そのやり方が自分に合う形へと最適化されていきます。

最初から正しいやり方を探す必要はありません。

選んだやり方に対して、
「どうすればうまく機能するか」を考え続けること。

この積み重ねによって、
やり方は“自分にとっての正解”へと変わっていきます。

〖4〗3ヶ月はやり切ると決める

重要なのは、期間を区切ってやり切ることです。

例えば試験まで3ヶ月あるのであれば、
「この解法でやる」と決めてやり抜くことです。

途中で迷いが出てきても、
別のやり方に切り替えないことです。

やり切った上で、

・どこに問題があったのか
・何を改善すべきか

を振り返ることで、次につながります。

〖5〗独学だとブレる。だから環境を変える

ここまで読んでいただいて分かる通り、
結果を出すためには「やり方を固定してやり切ること」が不可欠です。

ただし、独学の場合、ここが一番ブレやすいポイントです。

・このやり方で合っているのか分からない
・他の人のやり方が気になってしまう
・少しうまくいかないとすぐに変えたくなる

こうした状態になると、
せっかく決めたやり方も簡単に崩れてしまいます。

そこで重要になるのが、
「やり方に迷わない環境」です。

自分の講座では、

・TOEICで結果を出すための解法をすべて提示
・どの順番で、どう解くかまで具体的に明確化

しているため、
「このやり方でいいのか?」と迷う余地がありません。

さらに、

・毎週やるべきことが決まっている
・3ヶ月で800点を取るためのロードマップがある

という設計にしているので、
やり方を固定したまま、精度を高めることに集中できます。

そして、ある程度の投資をすることで、
「このやり方でやり切る」という意思も自然と強くなります。

結果として、やり方がブレなくなり、
スランプに入る原因そのものを潰すことができます。

〖まとめ〗

・やり方がブレると集中力が落ち、結果が出ない
・絶対的に正しい解法は存在しない
・やり方は自分に合わせながら正解にしていくもの

まずは一つ決めて、やり切ることです。

なお、この考え方は解法だけでなく、
学習法にもそのまま当てはまります。

では、ここまでにします。