こういう疑問に答えます。
本記事の結論
・まずは語彙力とリスニング力を上げる
・次にTOEICの公式問題集を繰り返す
・スキマ時間を活用して学習時間を確保する
この記事を書いている僕は、英語講師として10年以上指導。「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信しています。現在は、TOEICの勉強・研究に力を入れています。
Contents
【1】働きながらのTOEIC勉強法(基礎力向上編)
結論から言うと、最初にやるべきは語彙力とリスニング力を上げることです。
[最初にやるべきこと]
・語彙を増やす
・リスニング力を上げる
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
1-1.語彙を増やす
まずは、語彙を増やす必要があります。
なぜならば、ほとんどのTOEIC初心者の方は、そもそもの語彙力が全然足りない可能性が高いからです。
実際、英単語を知らないと何も始まりません。
たとえば、explainという英単語を聞き取れても、その意味がわからなければ何も意味がありません。
なので、語彙力を上げるのが先決です。
1-2.リアリティのある英単語
英単語は大きく「リアリティのある英単語」と「リアリティのない英単語」に分かれます。
[英単語]
・リアリティのある英単語
・リアリティのない英単語
リアリティのある英単語というのは、一度で覚えれる英単語のことです。
もちろん、appleとかtennisとか、そういう簡単な英単語のことを言っているのではありません。
次のような難しい英単語を一度で覚える方法です。
stun:びっくりさせる
この英単語を知らない人もいるかもしれません。
もちろん、今のままではリアリティのない英単語です。
でも、次のような説明を加えたらどうでしょうか?
スタンガンのスペルは「stun gun」。スタンガンは相手をびっくりさせて気絶させる道具ですよね。
どうでしょうか?
このような説明を聞けば、stunという英単語を一度で覚えれる気がしませんか?
そうなんです。
このような英単語こそが「リアリティのある英単語」であり、これを使えば英単語の学習が劇的に楽になるはずです。
なので、リアリティのある英単語をいかに増やしていけるかが重要です。
1-3.1ヶ月1000単語計画
ただし、すべての英単語がリアリティのある英単語とはいきません。
なので、それ以外の英単語は何回も繰り返していくことで、覚えていくしかありません。
僕のおすすめは、1ヶ月で1000単語計画です。
これは次のように学習していくものです。
1日目:1〜200語彙
2日目:201〜400語彙
3日目:401〜600語彙
4日目:601〜800語彙
5日目:801〜1000語彙
6日目:1〜200語彙
7日目:201〜400語彙
……
上記の通りです。
このようにやれば、5日間で1周して、それを6回して、5日間×6周=30日で、1ヶ月間で1000単語を覚える計画です。
英単語の学習方法に関しては、次の記事でさらに詳しく説明しているので、ご参照ください。
1-4.リスニング力を上げる
語彙力を高めるとともに、リスニング力を上げることも大切です。
なぜ、リスニング力なのかというと、単純に点数を上げやすいからです。
というのも、リスニングは使われている語句や構文などが読解に比べて簡単なので、英語初心者にとっては、取り組みやすいんです。
実際、点数を取りやすいところから対策を講じていくのは、王道の方法です。
さらに比較的簡単な英文から学んでいき、リーディングの難解な英文に取り組んでいく過程を経ることができます。
1-5.シャドーイング
具体的なリスニングの学習法は、次の順番でやります。
・ガチで解く
↓
・完全に聞き取れるまで何回も繰り返し聞く
↓
・もうこれ以上聞き取れないところでテキストを見る
↓
・音声に合わせて音読する
↓
・シャドーイング
上記の通りです。
正直言って、かなりハードですが、これで確実に力がつきます。
以上、まずは「語彙力とリスニング力」を上げるのが先決です。
【2】働きながらのTOEIC勉強法(実践編)
次にやるべきは、TOEICの公式問題集です。
ポイントは、次の3つです。
・本番に最も近い
・問題形式やパターンを知る
・最新刊を購入する
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
2-1.本番に最も近い
TOEIC公式問題集は、いわば過去問のようなものです。
TOEICには過去問がありません。
なので、模試問題を使うわけですが、その中でもTOEIC公式問題集がおすすめです。
なぜならば、TOEIC公式問題集は本番の試験を作成している会社が作成しているものなので、最も本番の試験に近いからです。
なので、TOEIC公式問題集を使います。
2-2.問題形式やパターンを知る
TOEIC公式問題集を使って、問題形式やパターンを知ります。
なぜならば、TOEICはパターンがある程度決まっています。
このようなパターンをあらかじめ知っているだけで、ずっとリスニングもしやすくなります。
実際、なんかよく聞き取れなかったけど答えはこれかもな?って感じで答えれるようにもなってきます。
なので、TOEICのパターンと問題形式を知ることは大切です。
2-3.最新刊を購入する
TOEICの公式問題集は複数ありますが、現状で一番の最新刊を購入するのが良いです。
なぜならば、最新刊が最も現在の本番の試験に近いからです。
最新刊が終わったら、その次に新しい公式問題集をやっていくという感じで、遡っていけばOKです。
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【3】働きながらのTOEIC勉強法(スキマ時間の活用編)
結論から言うと、次の3つです。
・スキマ時間の活用がポイント
・こんなスキマ時間がある
・習慣化する
上記の通りです。
ひとつひとつ説明していきますね。
3-1.スキマ時間の活用がポイント
働きながらの勉強法では、スキマ時間を活用することが大切です。
というのも、働きながらの勉強だと学生のようになかなか学習時間を取ることができません。
それに仕事が終わってからでは、疲れてなかなか勉強ができないものです。
なので、スキマ時間をいかに活用するかがポイントになってきます。
3-2.こんなスキマ時間がある
具体的なスキマ時間として次のような時間を活用できると思います。
・家から駅までの行き帰り
・電車に乗っている時間
・仕事が始まるまでの時間
・昼休憩の時間
上記の通りです。
英語はリスニングで勉強できたりと、スキマ時間で勉強しやすい教科です。
なので、いかにスキマ時間を活用していくかが大切です。
3-3.習慣化する
あとは、スキマ時間の勉強を習慣化させていくことです。
なぜならば、学習には継続が大切であり、継続させるには習慣化がカギを握っているからです。
一度習慣化させてしまえば、やる気を出さずして勉強をすることができます。
いわば、歯を磨くような感覚に持っていくのです。
実際、僕は家から駅までの行き帰りは、英語を聞くのが完全に習慣化されており、どんなに気分がすぐれなくても、学習します。
なので、習慣化させていくことです。
【4】スタディサプリTOEICを使う
働きながらの勉強法では、いかにスキマ時間を活用して効果的に学習していくかが大切になってきます。
そこで、おすすめしたいのが「スタディサプリTOEIC」です。
特徴を箇条書きすると次の通りです。
・スコアアップした人が多数
・スマホでTOEIC対策すべてを完結
・TOEIC(R)満点の関正生講師が丸暗記のない、一生使える英語の「核」を伝授
・中学レベルの学び直しからハイスコア対策まで対応
・全ての機能が7日間無料でお試し可能
・返金対応あり
上記の通りです。
スタディサプリTOEICに関しては、次の記事でまとめているので、ご参照ください。
http://english-lab-japan.com/archives/2049
【5】おわりに
以上、働きながらのTOEIC勉強法について話していきました。
結論は、スキマ時間を活用して、まずは語彙力とリスニング力を向上して、TOEIC公式問題集でパターンを学ぶことです。
今回の記事を参考にして、目標点数を突破していただけたら幸いです。
Good luck!
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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