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【音読は大切だが、やり方で差がつく】
英文の音読は、英語学習において欠かせない取り組みの一つです。ただし、やり方を間違えると「やっているのに伸びない」状態に陥りやすいのも事実です。ここでは、生徒さんとのやりとりを通して、音読の本質について整理していきます。
【音読は量よりも中身が重要】
ここで押さえておきたいのは、「音読=発音練習」ではないという点です。音読の目的は、英語を英語のまま処理できる回路を作ることにあります。そのためには、音と意味が頭の中で結びついている必要があります。
【単語だけでなく、構造理解が欠けているケース】
例えば、主語と動詞の関係が取れていない、どこが修飾されているのか分からない、なぜその時制や形になっているのか説明できない。こうした状態で音読しても、実際には「音を追っているだけ」になってしまいます。
意味を処理していない音読は、英語力の土台を作る練習にはなりません。音声情報として流しているだけなので、読解にもリスニングにもつながりにくいのです。
【正しい音読に入るまでの順番】
まず語彙を確認する。
次に構文・文法を把握する。
そして意味を理解する。
この段階を踏んだ英文を音読すると、声に出した瞬間に意味が自然と浮かびます。これが「正しい音読」の状態です。
理解した英文を音読すると、頭の中では「音・意味・構造」が同時に処理されます。この処理の積み重ねが、初見の英文を読む速さや、聞き取る力を確実に底上げしていきます。
【音読の本質は「質」にある】
理解した英文を、丁寧に音読する。この積み重ねが、英語を感覚ではなく「構造として扱える力」を育てます。
【音読が伸びない原因は前段階にある】
音読で成果が出ないと感じている場合、やり方そのものではなく、その前段階に原因があることがほとんどです。
音読は、理解の確認作業でもあり、理解を定着させる仕上げでもあります。理解と切り離して行うものではありません。
この「理解してから音読する」という考え方を、体系的に身につけたい方には、私が主宰している TOEIC CAMP を用意しています。語彙・文法・構文を丸暗記ではなく、なぜそうなるのかから整理し、その上で音読や実践に落とし込む講座です。音読の質が変わり、リーディングやリスニングの伸びを実感される方も多くいらっしゃいます。
音読を「作業」で終わらせず、英語力を積み上げる手段として使えるようにしていきましょう。
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