【0】動画で解説
【1】There構文の分詞構文とは?
結論からいきましょう。
There構文の分詞構文:「There being+A」
例えば、次のようなものです。
As there was no bus ,I had to walk to the station.
↓[分詞構文にすると…]
× There being no bus ,I had to walk to the station.
このように、Thereを主語に見立てて、thereを残したままにしておく分詞構文です。
一応、厳密にやると、there構文の主語はThereではありません。thereは「副詞」なので主語になりません。there構文では、there+V + Sになるので、今回はno bus が主語ですね。なので、副詞のThere は残したままにしておくんですよね。
まぁ、このようにどうってことないのですが、意外といきなり、There beingなんて出てきたらビビってしまう人って多いんですよね。
・Twitterで問題を出してみたところ...
レベル3の問題(5段階)
There ( ) no bus ,I had to walk to the station.
— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) April 18, 2021
【2】おわりに
以上、「There構文の分詞構文」について解説していきました。
いかがでしたか?
英文法は、読解も含めて英語の学習の最も基本となります。
英文法の勉強で大切なことは、参考書を理屈抜きに丸暗記するのではなく、きちんと理解しながら、学んでいくことです。英文読解も結局のところ、問われるのは基本的な英文法の理解です。
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