動画で解説
it is 〜 for / of 人 toの使い分け
結論。〜の部分が「人の性質」であれば、“ of ”です。
〜の部分が「人の性質」→"of “
「人の性質」を表す形容詞には、次のようなものがあります。
[人の性質を表す形容詞]
nice/good/kind /polite/wise silly/stupid/foolish /rude /careless …
論より証拠ということで、具体例を挙げましょう。
例 It is careless of you to do such a thing.
「そんなことをするなんてあなたは、不注意だ」
→careless「不注意」は人の性質を表します。
例 It is difficult for you to speak English.
「あなたが英語を話すのはむずかしい」
→difficult「むずかしい」は人の性質を表すものではありません。
Twitterで問題を出してみたら・・・
レベル1の問題(5段階)
It is careless ( ) you to do such a thing.
— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) March 4, 2021
[補足]なぜ、ofなのか?
補足として、なぜ「人の性質」を表す形容詞の場合に、ofが使われるのかを解説していきます。
ofは部分-全体を表します。
例えば、the captain of the teamにおいて、captainが部分で、the teamが全体です。
人の性質は人の一部分です。だからofを使うんです。
人の性質を表すを表す形容詞は、ざっと確認しておいた方が良いです。日本語とのギャップがあるからです。
たとえば、「あいつはむずかしいやつだ」なんて日本語は、普通に使いますよね。でも、difficultは人の性質を表しません。
おわりに
以上、【it is 〜 for / of 人 toの使い分け】について話していきました。
forとofの使い分けは、試験では頻出しませんが、理屈から考えれば丸暗記する必要もなく、簡単なので、ぜひ覚えておいてください。
では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
また、TOEIC学習法の無料メルマガも開始しました。ぜひ、間違えた方向に学習して時間とエネルギーを無駄にしたくない人は、ぜひご登録ください。