ここでは、準動詞の否定について説明していきます。準動詞について、詳しくは下の記事に書いていますので、まずはそちらをご参照ください。

Contents
【0】動画で解説
【1】準動詞の否定【to不定詞・動名詞・分詞構文の否定】

結論からいきましょう。
「準動詞の否定→準動詞の前にnot」
学校教育だと、準動詞って概念を使わないから、to不定詞・動名詞・分詞構文の否定をそれぞれ別にやってしまうんです。はっきり言って、非常に効率が悪いやり方です。
でも、準動詞という概念を使えば、「準動詞の否定→準動詞の前にnot」のひとことでおしまいです。
論より証拠ということで、具体例を挙げていきましょう。
以下の準動詞を否定にすると?
①不定詞 to play tennis
②動名詞 playing tennis
③分詞構文 playing tennis
↓
① not to play tennis
② not playing tennis
③ not playing tennis
ひとつひとつ見ていきましょう。
・不定詞の否定
例 My mother told me not to go to the library.
「母は私に図書館に行かないように言った」
・動名詞の否定
例 He insisted on not going to school.
「彼は学校に行かないと主張した」
・分詞構文の否定
例 Not knowing what to do,I will ask him for advice.
「何をすべきか分からないので、彼にアドバイスを求める予定です」
以上、非常に簡単ですよね。
【2】準動詞の否定×意味上の主語

結論からいきましょう。
「【意味上の主語】→【否定】の順番で書く」
例文を見てみましょう。
例 I’m sure of his not smoking.
「私は彼がタバコを吸わないことを確信している」
このように、【意味上の主語】→【否定】の順番で書きます。言われてみれば、He doesn’t smoke.って感じで、平叙文でも「主語→否定」の順番で書きますもんね。
Twitterで問題を出してみたら・・・
レベル3の問題(5段階)
I’m sure of ( ) smoking.
— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) January 31, 2021
まとめ
準動詞の否定に限らず、他の完了形や意味上の主語なども、学校教育では別々に教わってしまいます。でも、準動詞という観点から考えれば、効率よく勉強することができるんです。
「準動詞の否定→準動詞の前にnot」
では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ
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