【1】Part2は文頭を必ず聞き取る!
Part2では文頭の疑問詞をしっかりと聞くことが大切です。この文頭の疑問詞を聞き取れるだけで解けてしまう問題もあるし、逆に文頭が聞き取れないだけで答えれない問題だってあります。例を挙げると次のとおりです。
When will the bus start?
(A) At 10:30
(B) Because the tire was flat.
(C) At the bus stop.
正解は(A) ですね。文頭さえ聞き取れれば答えれるし、逆に、whenを聞き取れないと、(C)を選んでしまう可能性もあります。だからこそ、Part2では文頭をいかに聞き取るかが大切になってきます。
【2】実際の疑問詞の発音
そして、多くの人が思っている疑問詞の発音と実際に発音される疑問詞の発音は違います。例えば、whereはどう発音すると思いますか?多くの人は、「ホェア」という発音を期待してしまうけど、実際には多くの場合は、「ウェア(wéər)」で発音されます。こういう知識がないと、そもそもいくら聞いたって聞き取れるようにはならないです。まとめると次のとおりです。
where ウェア[(h)wéər]ホェア
when ウェン[(h)wén]ホェン
why ワイ[(h)wάɪ]ホワイ
what ワット[(h)wάt]ホワット
which ウィッチ[(h)wítʃ]フィッチ
上記のとおり。
【3】whenとwhereの発音の判別は超難解
whenとwhereの発音の違いが紛らわしいです。文字にすると全然違うのですが、これがリスニングとなると、かなり似たような音になります。そして、TOEICでは、このパターンの問題が出た時は、whenとwhereの両方で答えれる選択肢があります。例えば次のとおりです。
Where is the meeting going to be held?
(A) At 14:30
(B) It’s George.
(C) At the room A.
正解は(C)ですよね。でも、When〜?に聞こえてしまうと、(A)を選んでしまうんです。
また、When are〜?となった場合は、かなりwhereと紛らわしいので注意です。when areのところでリンキングが起きて、「ウェナ」のように発音されます。where「ウェア」と似ていますよね。とはいえ、When are you〜?なのに、Where you〜?と聞こえてしまった時は、文法的に疑問詞の直後にyouは変だなと気づきます。このように、構文把握の力があれば、このような紛らわしいものにも対応できます。
【4】☆ まとめ ☆
・Part2は文頭を必ず聞き取る!
・疑問詞の正しい発音を知る(例:where は「ホェア」よりも「ウェア」が多い。)
・whenとwhereの発音の判別は超難解
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