こういう疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、英語講師として10年以上指導。「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに勉強・発信しています。現在は、TOEICの勉強・研究に力を入れています。
Contents
【1】TOEICの勉強法(残り1週間)
結論から言うと、「TOEICのパターンに慣れる」です。
なぜならば、TOEICは慣れとパターンの問題だからです。
実際、いくら英語力があっても、いきなりTOEICの試験を受けても高得点はいきません。
TOEICのパターンに慣れないと取れないのです。
逆に、TOEIC高得点を取っていても「こんなの知らないの?」ってことは、よくあります。
なので、残り1週間はTOEICのパターンに慣れることが大切なのです。
・TOEIC公式問題集を使う
そして、TOEICのパターンに慣れるには、「TOEIC公式問題集」を使います。
なぜならば、TOEICの本番の試験に最も近いのが、「TOEIC公式問題集」だからです。
というのも、TOEICには過去問というものが存在しません。
なので、模試を使う必要があります。
模試はたくさんあるのですが、中でも1番良いのは、「TOEIC公式問題集」です。
この公式問題集は、TOEICのテストを作成している会社が作っているものです。
結果的に1番本番の試験に近くなるわけです。
なので、TOEIC公式問題集を使って、TOEICのパターンに慣れていきます。
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・TOEIC公式問題集は最新刊を購入
TOEIC公式問題集は複数出版されていますが、最新刊を購入してください。
なぜならば、最新刊が最も本番の試験に近いからです。
繰り返しになりますが、TOEICの公式問題集はパターンに慣れるためであり、できるだけ本番に近いことが望まれます。
なので、最新刊を使って勉強します。
また、この最新刊1冊に絞ります。
一冊に2回分の問題があるので、残り1週間であれば、それが限界です。
実際、1冊を何回もやり込んだ方が効果は高いです。
【2】具体的な1週間のTOEIC勉強法
では、このTOEIC公式問題集を使って、一週間でパターンに慣れていく勉強法を紹介します。
・1日目:1回目を時間内に解く
まずは、1回目を時間内に解きます。
なぜならば、TOEICは時間との戦いです。明らかに時間が足りません。
実際、TOEIC900点以上を取っている人でさえ、時間ギリギリで解いています。
ましてや、900点以下だと、最後までたどり着かない人ばかりです。
なので、時間感覚を掴むためにも、まずは時間内に解くようにします。
具体的には、次の表が一般的なリーディングの時間配分です。
Part5 | 30問 | 10分 |
Part6 | 16問 | 10分 |
Part 7 | 54問 | 55分 |
合計 | 100問 | 75分 |
上記を参考に解いてみると良いです。
・2日目:時間無制限で解く
2日目は、1日目に解いた問題を時間無制限で解きます。
本当に限界っていうところまでやってみることが大切です。
ここでしっかりとやることで、自分のできるところとできないところが明確になります。
また、本気で解くことで記憶にも残りやすいです。
なので、2日目は時間無制限で限界まで解きます。
・3日目:解答/解説
3日目は、解答解説です。
ポイントは、次の2つです。
・本文を中心
・精読
上記の通りです。
本文を中心に見直します。
なぜならば、TOEICでは本文をしっかりと聞きさえすれば、読めさえすれば解ける問題ばかりです。
受験英語のような知恵を問うような問題は出ません。
本文さえできれば高得点を取れます。
なので、本文を中心にやっていきます。
また、本文をやるときも精読をすることが大切です。
つまり、構文をしっかりと意識して語彙や文法を確認していきます。
精読に対するものとして、速読やスキャニングがあります。
僕はこれはオススメしません。
なぜならば、多くの人が時間が足りない理由は判断に時間がかかっているからです。
そして、判断に時間がかかる理由は正確に読めていないからです。
なので、正確に読めるようになれば、自然と時間内に解けるようになってきます。
このような理由から精読をしていく必要があります。
・4〜6日目:復習
4〜6日目は、1日目に解いた問題を復習していきます。
できる限り何回も繰り返します。
最低1日1周はします。
具体的には、次の通りです。
・リスニングセクション:シャドーイング
・リーディングセクション:音読
リスニングセクションでは、シャドーイングを心がけます。
もちろん、ただ聞くだけでも効果があるのですが、シャドーイングをした方が集中してリスニングすることができます。
ただし、シャドーイングは初心者には特に難しいので、口パクだけでもOKです。それで十分効果はあります。
リーディングセクションでは、音読をします。
これも別に発音をよく大きな声で音読する必要はありません。
ボソボソと周りに聞こえないくらいの音読で十分です。喫茶店で音読できるくらいの声でOKです。
ポイントは、構文を意識しながら意味内容を考えながら音読してください。
このように、本文を中心に復習していくことがポイントです。
1日少なくとも1回はまわすので最低3周はできます。
そうやってTOEICのパターンに慣れていきます。
・7日目:2回目を時間内に解く
最終日は、TOEIC公式問題集の2回目を時間内に解きます。
ここで、改めて本番に向けての時間配分を確認します。
繰り返しになりますが、TOEICは時間との戦いなので、改めて時間配分を確認です。
2回目は、とりあえずは、時間内に解いて、ざっと解答する感じでOKです。
あとは試験本番までは、1回目を改めて復習しまくる感じです。
・さいごに
以上、TOEIC1週間前の勉強法について紹介していきました。
一応、今回は試験1週間しかないということで、最低限の効果的な勉強法を紹介していきました。
もし、試験まで1ヶ月近くあるのであれば、付け焼き刃的な勉強法ではなく、次のようなスタディサプリTOEICのアプリを使ってしっかりと対策をすることをオススメします。
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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