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【認める】admit / accept / recognize / approve / authorize / acknowledgeの違いは?

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【0】動画で解説

【1】「認める」を表す英単語

一言で言うと、次のとおり。

[さまざまな“認める“]

・admit:(しぶしぶ)認める

・accept:受け入れる

・recognize:認識する

・approve:認可する

・authorize:公認する

・acknowledge:(事実や過失を)認める

上記のとおり。

パンダ先生
パンダ先生
ちょっと上級者向けだけど、知っておきたい使い分けだよ。

では、例文で確認していきましょう!

・admit:(しぶしぶ)認める

admitは、事実などをしぶしぶ認める場合に使われます。どちらかと言うと、「否定しない」ってニュアンスです。

She admitted she was wrong.
(彼女は間違っていたと認めた)

そこまで証明されてしまったのだから、しょうがないといった感じでしぶしぶ認めているイメージです。

・accept:受け入れる

acceptは状況や事実を納得して受け入れる場合に使われます。

You should accept responsibility for your actions.
(自分の行動に対する責任を受け入れる必要があります)

acceptは元々「受け入れる」で覚えていると思うので、納得して受け入れている感があるよね。

・recognize:認識する

recognizeは、事実などを自分の頭の中で認める場合に使われます。

He recognized the need for company reform.
(彼は会社改革の必要性を認識した)

自分の頭の中で、あー、このままだと会社は赤字になってしまうと気づき、認識したイメージです。

パンダ先生
パンダ先生
「re(再び)+cognize(知る)」の2つのパーツで構成。「再び知る」→「過去の情報からそれだと分かる」→「認める」だよ。

・approve:認可する

approveは、正式に認める場合に使われます。

They approved her visa request.
(彼らは彼女のビザ申請を承認しました)

ビザの申請の承認は正式なイメージがありますよね。

パンダ先生
パンダ先生
prove「証明する」が隠れているよ。「(証明されて)承認する」ってイメージだね。

・authorize:公認する

権限ある人が、公式的に認める場合に使われます。

The government has authorized the domestic sale of the goods.
(政府はその商品の国内販売を承認しました)

政府は権限ある機関であり、公式的に認めていますね。

パンダ先生
パンダ先生
ちなみに、author(著者)と同語源だよ。著者は版権を持っているイメージがあるよね。

・acknowledge:(事実や過失を)認める

acknowledgeは、事実や過失を認める場合に使われます。admitと似ていますが、admitのように「しぶしぶ認める」ってニュアンスはありません

They acknowledged that the issue had not yet been resolved.
(彼らは問題がまだ解決されていないことを認めました)

問題が解決されていないって事実を認めたのですね。

パンダ先生
パンダ先生
know「知っている」に着目して、「〜に関して知っている」→「〜だと認める」って考えよう。

【2】☆ まとめ ☆

[さまざまな“認める“]

・admit:(しぶしぶ)認める

・accept:受け入れる

・recognize:認識する

・approve:認可する

・authorize:公認する

・acknowledge:(事実や過失を)認める

以上、「認める」の類義語を紹介していきました。

パンダ先生
パンダ先生
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