【0】動画で解説
【1】多義語 term
結論から言うと、次のとおり。
[多義語term]
核心:ワク
1.期間
2.用語
3.条件(terms)
4.間柄
5.〜に関しては( in terms of)
termの語源が「終わり」です。この語源を使った単語にはterminal(終点)や映画の「terminator(ターミネーター)」は「命を終わらせる者」があります。ここから「始めから終わりまで」→「ワク」という核心イメージが出来上がります。
この核心イメージから、「期間」「用語」「条件」「間柄」へと派生していきます。では、ひとつひとつ見ていきましょう。
1.期間
In the long term, I think sales will continue to grow.
(長期的には、売上は伸び続けると思います)
核心イメージ「ワク」から考えましょう。「期間」というのは「ここから〜ここまで」っていう「ワク」がありますよね。だから「期間」って意味に派生していきます。
2.用語
Written in technical terms, the report is difficult to read.
(専門用語で書かれているため、レポートは読みにくい)
「意味のワク」→「用語」って考えます。
3.条件(terms)
Women should be employed on the same terms as men.
(女性は男性と同じ条件で雇用されるべきだ)
条件というのは「ここからここまでというワク」があります。
4.間柄
I’m on good terms with him.
(彼とは良い間柄です)
「Tomとはここからここまでの関係」や「Nancyとはここからここまでの関係」など、間柄にはどこからどこまで許すかという「ワク」があります。
5.〜に関しては( in terms of)
In terms of the budget, I think it’s all right.
(予算に関しては問題ないと思います)
たとえば、予算の“ワク“の中では大丈夫だけど、人員の“ワク“で考えるとダメかもって話です。
【2】☆ まとめ ☆
[多義語term]
核心:ワク
1.期間
2.用語
3.条件(terms)
4.間柄
5.〜に関しては( in terms of)
以上、「多義語term」について解説していきました。多義語は沢山の意味があって大変ではありますが、核心のイメージを掴み、そこからストーリーを展開して覚えていくのがコツです。
是非、このブログを活用して丸暗記英語から脱却していきましょう。
鬼塚英介
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