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be supposed toは1つの意味だけ覚える!

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オオカミ君
オオカミ君
“be supposed to“って義務/期待/習慣など意味がたくさんあって大変だ…。

パンダ先生
パンダ先生
実は、それらの意味を抽象化した1つの意味を覚えればOKです。では、始めていきましょう!

【0】動画で解説

【1】be supposed to

パンダ先生
パンダ先生
結論からいきましょう。

be supposed to…:…すると想定されている

オオカミ君
オオカミ君
えっ、これだけ⁉︎

パンダ先生
パンダ先生
うん、これだけで十分です。まず、これを証明する前に従来の教え方を見てみましょう。

[従来の教え方(ーー;)]

①義務/規則「〜しなければいけない」

例 You are supposed to wear a suit to the party.
(そのパーティーにはスーツを着ないといけないはずだよ)

②意図/期待「〜する予定である」

例 She was supposed to attend the meeting today.
(彼女は今日、会議に出席する予定だった)

③習慣/一般論「〜するものである」

例 Christmas is supposed to be spent with family.
(クリスマスは家族と過ごすものである)

オオカミ君
オオカミ君
そうそう。こうやって教わった。これを覚えきれなくて挫折したんだよなぁ。

パンダ先生
パンダ先生
でも、先に述べた通り、こんな覚え方は不要です。とにかく、「be supposed to…:…すると想定されている」って考えればOKです。

オオカミ君
オオカミ君
本当ですか?

パンダ先生
パンダ先生
論より証拠、先の例文を使って証明していきましょう!

[①義務/規則]
You are supposed to wear a suit to the party.
(そのパーティーにはスーツを着ることが“想定されている“)

オオカミ君
オオカミ君
おぉ〜、たしかに!

パンダ先生
パンダ先生
他の例文も見ていきましょう。

[②意図/期待]
She was supposed to attend the meeting today.
(彼女は今日、会議に出席することが“想定されていた“)

[③習慣/一般論]
Christmas is supposed to be spent with family.
(クリスマスは家族と過ごすことが“想定されている“)

オオカミ君
オオカミ君
おぉ〜!すごい!!

パンダ先生
パンダ先生
このように、無理に分類する必要はなしです。be supposed to…はひとまず「…することが想定されている」と訳して、あとは文脈に合わせて訳していけばいいんです。

【2】発展編

ここからは発展編になります。ここまででキツイって人は読む必要はありません。ここまでの知識で十分です。

2-1.be supposed toの成り立ち

パンダ先生
パンダ先生
be supposed toは受動態なので、能動態に戻してみましょう。

You are supposed to wear a suit to the party.
(そのパーティーにはスーツを着ることが“想定されている“)

↓能動態に戻してみると…

They suppose you to wear a suit to the party.
(あなたがそのパーティーにスーツを着ることを想定している)

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

パンダ先生
パンダ先生
“be supposed to…:…すると想定されている“というルールは、決して裏技ではなくて、むしろ、ただ直訳して訳しているだけなんですよね。

オオカミ君
オオカミ君
ほーう。本質は実はシンプルってやつだな。

2-2.shouldとの違い

パンダ先生
パンダ先生
どちらも「〜するべきだ」と訳せるけど、違いは次のとおり。

・should:〜するべきだよ(提案)

・be supposed to:〜することが想定されている(規則)

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

パンダ先生
パンダ先生
例文でも確認してみましょう。

You should wear a suit to the party.
(そのパーティーにはスーツを着るべきだよ)

You are supposed to wear a suit to the party.
(そのパーティーにはスーツを着ることが想定されている)

パンダ先生
パンダ先生
shouldを使った場合は話し手の気持ちとして、伝えているだけです。一方で、be supposed toは規則としてスーツを着ていくべきだよってなります。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!

パンダ先生
パンダ先生
日本語でも、「スーツを着ろよ!」って言うよりも、「規則でスーツを着ることに決まっている」って言う方が、言いやすいですよね。 

オオカミ君
オオカミ君
うむ、確かに!

2-3.be going toとの違い

パンダ先生
パンダ先生
どちらも「予定」を表せるけど、違いは次のとおり。

・be going to:自分で決めたこと

・be supposed to:決められていること

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

パンダ先生
パンダ先生
be supposed toは「〜することが想定されている」だから、決められていることってイメージはわかるよね。

オオカミ君
オオカミ君
たしかに!

パンダ先生
パンダ先生
では、例文で確認してみましょう。

I‘m going to meet my friend today.
(私は、今日友達に会う予定です)

パンダ先生
パンダ先生
これは自分の意思で友達と会う予定ですよね。

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。

パンダ先生
パンダ先生
一方、be supposed toの例文を見てみましょう。

I‘m supposed to attend a meeting today.
(私は、今日、会議に参加ことになっている)

パンダ先生
パンダ先生
これは自分の意思というよりも、会社の決定でそうなっているイメージですよね。

オオカミ君
オオカミ君
たしかに!かなり違ってくるんだな!

【3】☆ まとめ ☆

be supposed to …すると想定されている

should …するべきだよ(提案)
be supposed to …することが想定されている(規則)

be going to 自分で決めたこと
be supposed to 決められていること

以上、「be supposed to」について解説していきました。be supposed toは色々と分類して教わってしまいますが、実は核心の「〜することが想定されている」だけ覚えておけば十分です。このブログでは「丸暗記脱却×必然性の知識」をコンセプトに発信しています。ぜひ、このブログを活用して本当に使える知識を身につけて欲しいなと思います。

鬼塚英介

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