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【0】動画で解説
【1】subjectの意味は?
結論から言うと、次のとおり。
・主題/学科/被験者
・be subject to X:Xを受けやすい
・subject A to B:AにBを受けさせる
上記のとおり。
subjectは名詞の場合は「主題/学科/被験者」、形容詞の場合はbe subject to Xの形で「Xを受けやすい」、動詞の場合はsubject A to Bの形で「AにBを受けさせる」です。
subjectは語源的には「sub(下に)+ject(投げる)」。つまり、subjectの核心は「下に投げてあるもの」→「(誰かの)支配を受けるもの」です。この核心から上記の意味に派生していくって考えるのがコツです。
1-1.主題/学科/被験者
subjectは名詞の場合は「主題/学科/被験者」です。
・主題
Let’s change the subject.
(話題を変えましょう)
主題は、それを話している人たちの「支配下にある」と言えます。
・学科
Physics is my favorite subject.
(物理は私の好きな学科です)
学科を扱う人の「支配下にある」ものです。
・被験者
All the subjects in the experiment were female.
(実験の被験者はすべて女性でした)
被験者は実験を行う者の「支配下にある」人たちです。
1-2.be subject to X:Xを受けやすい
These prices are subject to change.
(これらの価格は変更することがあります)
「Xに支配されている」→「Xを受けやすい」ってことです。
1-3.subject A to B:AにBを受けさせる
He was subjected to severe criticism.
(彼は厳しい批判を受けた)
ほとんどは今回の例文のように受動態で使われます。
「彼は厳しい批判の下に支配を受けた」→「彼は厳しい批判を受けた」ってなります。
【2】☆ まとめ ☆
subjectの核心:「下に投げてあるもの」→「(誰かの)支配を受けるもの」
・主題/学科/被験者
・be subject to X:Xを受けやすい
・subject A to B:AにBを受けさせる
以上、「多義語subject」について解説していきました。基本的に英単語は1つの意味を覚えることに専念すべきです。ただし、多義語は、そのどれもが同じくらい頻出して、さらに問題でも問われやすい。結果、複数の意味を覚えるべきです。だからと言って、なんでもかんでも覚えるのではなく、この記事のように思い切って絞ることも大切です。
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