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英語

【英語】準否定を総まとめに解説します【seldom/hardly/fewなど】

【1】準否定は3種類ある

準否定は、「ほとんど~ない」「めったに~ない」って感じの、弱めの否定表現のことです。

準否定は、大きく次の3つに分かれます。

・頻度:seldom/rarely

・程度:hardly/scarcely

・数量:few/little

それぞれ、日本語訳は「ほとんど〜ない」って訳せそうですが、意味合いが変わってくるんです。

ひとつひとつ説明していきますね。

・頻度:seldom/rarely

seldomとrarelyは「めったに〜ない」という意味の準否定です。

例 He seldom goes out.

「彼はめったに外へ出ない」

例 He is rarely absent from school.

「彼はめったに学校を休まない」

rarelyは「レア」なので馴染み深いですね。「レアなカード」というのは「めったに当たらないカード」のことですよね。

seldomとrarelyの置く位置は、「notと同じ位置」です。

次の通りです。

He doesn’t go out.

He seldom goes out.

He is not absent from school.

He is rarely absent from school.

・程度:hardly/scarcely

hardly と scarcely は「ほとんど〜ない」って意味の程度の準否定です。

例 She can hardly speak Japanese.

「彼女はほとんど日本語を話せない」

例 I can scarcely hear him.

「彼の言うことがほとんど聞こえない」

hardlyとscarcelyの違いは、ほとんどありません。強いて言えば、hardlyの方がフォーマルですが、そんなに気にしません。hardlyとscarcelyの置く位置も「notと同じ位置」です。

・数量:few/little

few と littleは「ほとんど〜ない」って意味で、数量の準否定です。

fewとlittleの違いは、可算名詞の場合はfewであり、不可算名詞の場合はlittleです。

・few:可算名詞

・little:不可算名詞

例文で確認していきましょう。

例 He has few friends.

「彼には友だちはほとんどいない」

friendは可算名詞ですよね。

例 There was little wine in the bottle.

「ビンにはほとんどワインがなかった」

wineは不可算名詞ですね。

【2】hardly /scarcely + ever → 頻度

hardly/scarcely は程度を表すと説明しました。でも、hardly /scarcely + everになると「頻度」を表します。つまり、〈hardly /scarcely + ever=seldom/rarely〉って感じです。

hardly / scarcely + ever=seldom / rarely

論より証拠ということで、例文で確認しましょう。

例 He hardly ever goes out.

「彼はめったに外へ出ない」

=He seldom goes out.

例 He is scarcely ever absent from school.

「彼はめったに学校を休まない」

= He is rarely absent from school.

なぜ、〈hardly /scarcely + ever=seldom/rarely〉になるのか?

everが頻度を表し、それを程度を表すhardlyで否定しているからです。要するに、「everが頻度を表すから」ってことですね。

【3】☆ まとめ ☆

・頻度:seldom/rarely

・程度:hardly/scarcely

・数量:few/little

・hardly / scarcely + ever=seldom / rarely

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