こういう疑問に答えます。
本記事の内容
・英作文で1番大切なことは
・理由と具体例
この記事を書いている僕は、大学受験の英語予備校講師として10年以上指導してきました。自身の体験談と共に解説していきます。
【1】英作文で1番大切なことは…
『メッセージが伝わること』です。
【2】そのまま単語を訳しても伝わらない
日本語をそのまま英語にしようとしても伝わらないものです。日本語を英語にするときに1番大切なことは「メッセージが伝わること」です。例題で確認してみましょう。
[例題]
「おはよう」を英語にしなさい。
どうでしょうか?もちろん答えは…
[解答]
Good morning.
そうなんです。「おはよう」は「お早う」ってことだからと言って、early morning なんて言いませんよね。
このように、直訳するのではなく、メッセージを伝えるってことが大切なんです。
【3】直訳<気持ちを伝える
では、もう一つ、具体例で確認してみましょう。
[問題]
「猫の手も借りたい」を英語にしてください。
どうでしょうか?間違えても、次のように英語にしてはいけません。
I want to borrow the cat’s hand.
これでは、メッセージは伝わりません。ただ直訳しているだけです。こんなことを急に言われたら、ネイティブの人は困ってしまいますね。
「猫の手も借りたい」が伝えたいメッセージはなんでしょうか?本当に猫の手を借りたいわけじゃありませんね。
伝えたい気持ちは「私はとても忙しい」ですよね。よって、次のように英語にすればいいんです。
答 I am very busy.
「私はとても忙しい」
こんなシンプルでいいのです。英作文はこの「気持ちを伝える」という視点で考えることで、ずっと書きやすくなると思います。
【4】これからは…
『文字をそのまま訳すのではなく気持ちを伝えう』