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受験英語と英会話は別物!

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どうも、英語講師の鬼塚英介です。
今日は「受験英語と英会話は別物のである」という話をしていきます。

僕の実体験を交えつつ、理由なども説明していきたいと思います。

【1】受験英語ができる≠英会話ができる

すでに言った通り、受験英語と英会話は別物です。

受験英語で頑張って勉強すれば、英会話ができるわけでもありません。でも、逆に受験英語ができなくても英会話をある程度までできるようになることは可能です。

【2】そもそもの種類が違う

なぜ、「受験英語ができる≠英会話ができる」なのか?

これは、そもそもの種類が違うのです。英会話と受験英語では、同じ英語とは言えど、種類が違います。

例えるならば、ボクシングと柔道では、同じ格闘技と言えど、全然違いますよね。ボクシングのプロでも、柔道で戦えば、そこらへんのアマチュアに負けてしまいます。

これと同じです。いくら受験英語が得意だからといって、英会話もできるわけではないのです。

【3】受験英語と英会話の違い

受験英語では、文法や構文把握力を求められる一方で、英会話では、そのような能力は求められません。「一応知っていた方がいい」というくらいのレベルです。

英会話の場合は、それよりは英会話表現をいかに覚えていくかの方が大切です。決まり文句的なことを瞬発的に言える方が大切なのです。

そう考えると、受験英語と英会話では、英会話の方がはるかに簡単に思えます。

実際、英会話は中学レベルの英語力で十分だと言われています。中学レベルの単語・文法さえあれば問題ありません。あとは決まり文句的な表現を少しずつ増やしていけばいいのです。

【4】英会話の学習法

そう考えると、英会話を学ぼうって時に、分厚い文法書を用意したり、受験で使うような英単語帳を使って勉強する必要はありません。

もし、中学英語さえも足りていないのであれば、薄い中学レベルの問題集と薄い単語帳をやるだけです。1週間もあれば、すぐに終わるレベルで十分です。

そこから、英会話の表現を学んで、とにかく実践です。英会話の場合、中学レベルの基礎力をつけたら、ひたすら実践です。英語を頻繁に使っていれば向上していきます。

【5】僕の実体験

僕は10年以上、受験英語を教えて、毎日のように英語に触れていました。今でこそ、それなりに英会話をすることができますが、ちょっと前までは無理でした。

東大の英語の問題を解くことはできるけど、日常の英会話ができなかったのです。

実際、街を歩いている時に、外人に話しかけられて、場所を尋ねられた時も、ひたすらジェスチャーと地図の位置を指し示すくらいです。言った英単語と言えば「YES」くらいでした。

僕の場合は極端な例かもしれませんが、それでも「受験英語ができる≠英会話ができる」というのは、わかっていただけると思います。

そういう状況もあって、英会話を学ぶことにしました。英会話教室は値段的に高めなので、個人で英会話を教えてもらうことにしました。値段はなんと1時間で500円です。激安です。そこらへんの英会話教室の10分の1くらいの値段です。

講師の方は、10年以上、イギリスに住んでいた日本人の方で、英語も流暢です。ちなみに、その講師の方に、受験英語の長文を読んでもらうと、ほとんど読解できていませんでした。
やはり、「受験英語ができる≠英会話ができる」なのです。

そこで、半年間くらいかけて教えていただいたおかげで、それなりに英会話もできるようになりました。もちろん、まだまだ磨きをかけていく必要はあるものの、英会話の能力をあげるのは、受験英語ほど大変でないことを実感しました。

【6】まとめ

以上、受験英語と英会話は別物であるという話をしていきました。

・「受験英語ができる≠英会話ができる」
・受験英語と英会話では、そもそも種類が違う
・英会話を身につける方が容易