こんにちは、鬼塚英介です。
受験英語が楽しく、講師をしながら10年以上、受験英語を勉強しています。
ちょっと前に生徒に次のような質問を受けました。
「予備校講師は楽しいですか?」
この質問に対しての僕の答えは
「楽しいよ」
です。
この学生は、どうやら将来、講師になりたいと考えているようでした。
まぁ、僕の場合は指導そのものも、たしかに面白いですけど、そもそも受験英語というものに、面白さを感じています。
そこで、今日はこのことについて記事にしていきたいと思います。
【1】「受験英語を極める」ことは面白い
まず結論として、受験英語は面白いです。
僕は、毎日、指導の時に受験英語に触れるのはもちろんのこと、今でも週に1回は大学入試の長文を解くようにしています。もちろん、予習とは全く関係なく、ただ解いているだけです。
【2】受験英語の問題は精巧に出来ている
なぜ、受験英語は面白いのか?
受験英語は精巧に出来ています。
というのも、問題は野原に咲いた花ではありません。問題の裏には、それを作った作成者がいるのです。丹念に込めて作った問題なのです。
【3】当てずっぽうで答える学生
問題の解答には根拠が必要です。この根拠をしっかりと見えるかどうかが受験英語には必須です。
しかし、多くの学生には、それが見えていません。ただ、「なんとなくここが答えじゃないかなぁ」とほぼ当てずっぽうで答えています。
英語の場合、それが正解になることが多々あります。
数学の場合は、そんなことはあり得ません。必ず式が必要です。当てずっぽうで答えて正解するなんてことは、まずありません。
しかし、英語はそれが可能なのです。結果的に、英語は「なんとなく文脈で」「国語力の勝負」などと誤魔化されています。
実際、講師の多くもまた、それで逃げているのが実際です。
【4】英語にも式がある
しかし、英語にもまた、数学と同じように式があります。
それもそのはずです。問題というのは、答えを言った時に、「なるほど〜」という答えが返ってくるものでなければいけないのです。そうじゃなければ、問題として成立しないのです。
だから、英語の問題にも、同様に根拠が必要です。その英語の式がしっかりと見えているどうかが大切なのです。
【5】受験英語の楽しさ
僕は受験英語の楽しさは、ここにあると思っています。僕は、これを極めています。
この式をしっかりと見て、それを指導しています。生徒は目からウロコです。今まで、そんな授業を受けてこなかったからです。
これこそが受験英語を極めていくということです。ただ知識を増やしていくことではありません。ちゃんと観る目を持てるように養っていくのです。
【6】まとめ
・受験英語を極めることは楽しい
・英語にも式がある