【1】ラインマーカーの勉強方法は正しくない
多くの人の勉強法の常識として、「ラインマーカー」というものがある。これは正しい勉強法だと思っている人が多い。事実、多くの勉強法の本や、学校の先生が言っていることだ。しかし、そうではないのだ。すでに科学的な観点からも、このラインマーカーの方法は正しくないことが証明されている。
【2】脳は安心してしまう
その理由は2つ。まず1つ目に、ラインマーカーを引くことで、脳は安心してしまうのである。つまり、ラインマーカーを引けば、ここは重要だと認識するものの、覚えようとしないのである。ラインマーカーを引いて安心するだけで、結局脳には何も残らないのである。
【3】理解していない知識
2つ目の理由は、理解していない知識になるからである。つまり、そのラインマーカーのところだけを覚えても、その周辺に書かれていることをわかっていなければ、単なる知識だけある状態になり、活用できないのだ。ただの丸暗記した知識は、いざという時の応用に使えない。ちょっとひねられただけで、解けないってことになるのだ。だからこそ、マーカーを引かないで、文脈の中でしっかりと理解して身につけた知識の方がはるかに役立つのである。
【4】まとめ
以上、今まで常識とされてきたラインマーカーの勉強法が実は良くないという話をしてきました。
ラインマーカー勉強法が良くない2つの理由
- ・マーカーを引いただけで脳が安心して記憶に残らないから。
- ・マーカー周辺の知識を持たなければ、単なる知識だけになるから。