【0】動画で解説
【1】might as well とhad betterの違い
両方とも「〜したほうがいい」って訳すけど、ニュアンスは次のように全然違います。
・might as well:(〜しないよりは)~したほうがいい
・had better:〜しないとやばいよ
上記のとおり。
パンダ先生
had betterは「〜したほうがいい」って教わるので、少し緩いイメージを持つ人が多いけど、実は脅迫めいた感じなんだよね。
では、それぞれ例文と成り立ちを確認していきましょう。
1-1.might as well
might as wellは「(〜しないよりは)~したほうがいい」で、別にどっちでもいいけどってイメージです。
You might as well go home.
(家に帰った方がいい)
→ここにいても特に何があるわけでもないから、どうせだったら帰ったら?ってイメージです。
パンダ先生
成り立ちは、You might as well go home (as not).が省略。そして、as〜as…は記号だと「≧」なので、帰らないのと帰るのとでは、ほぼ同じなんだけどどっちかって言うと、帰った方が良いよってイメージになる。
1-2.had better
had betterは「〜しないとやばいよ」って意味の警告や脅し、命令のようなイメージです。
You had better go home.
(家に帰った方がいい)
→これは例えば、家でとんでもないこと(家に泥棒が入ったとか)が起きたから、帰らないとやばいよってイメージです。
パンダ先生
これは、betterがあるので、“than not“が隠れているイメージ。そして、thanは記号にすると「>」なので、先ほどのasの「≧」とは全然違う。イコールの余地がないので、「〜しないとやばいよ」ってニュアンスになる。
【2】☆ まとめ ☆
・might as well:(〜しないよりは)~したほうがいい
・had better:〜しないとやばいよ
この違いは受験英語等では教わらないけど、実際に英語を使う場面では、使い分けれるようにしたいところです。そして、こういう知識も丸暗記するのではなく、今回の記事のようにその成り立ちを知ることで、混同することなく覚えれると思います。ぜひ、このブログを活用して、丸暗記英語から脱却していきましょう。
パンダ先生
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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