丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

mean / means / meaningの違いは?

【0】動画で解説

【1】mean / means / meaningの違いは?

結論から言うと、次のとおり。

・mean :〜を意味する(動詞)

・means:手段/方法(名詞)

・meaning:意味(名詞)

上記のとおり。

パンダ先生
パンダ先生
meansが「意味」ではなく「手段/方法」になることに注意だね。

では、例文で確認していきましょう。

1-1.mean :〜を意味する(動詞)

The English word “sky” means “sora“ in Japanese.
(英語のskyは日本語の“空“を意味する)

パンダ先生
パンダ先生
ちなみに、meanはSVOの形を作るけど、S=Oの関係を作るよ。

1-2.means:手段/方法(名詞)

Body language is a means of communication.
(ボディーランゲージはコミュニケーションの手段である)

パンダ先生
パンダ先生
medium(メディア)やmedieval(中世の)などと同語源。共通点は「中間」だね。手段は「現在からゴールまでの間にあるもの」、メディアは「事件と視聴者をつなぐものの間にあるもの」だね。

1-3.meaning:意味(名詞)

Could you explain the meaning of this word?
(この言葉の意味を説明してくれませんか?)

パンダ先生
パンダ先生
動詞のmean(〜を意味する)の動名詞と考えて、meaning(意味すること)→「意味」って考えちゃおう。

このように、meansが「意味」じゃなくて「手段/方法」になるっていうのがややこしいところかなと思います。でも、先に解説した語源と関連させることで、覚えやすくなるかなと思います。

【2】話を深掘りします

ここでは、次の2つについて話していきます。

・meansが単複同形

・mean to doとmean〜ing

では、始めていきましょう。

2-1.meansが単複同形

meansは単数も複数もmeansの形になります。

例文で確認しましょう。

Body language is a means of communication.
(ボディーランゲージはコミュニケーションの手段である)

→meansの前に“a“がついているので、単数形であることがわかりますね。

I used all available means.
(私はすべての利用できる手段を使った)

→allがついているので、複数形だとわかりますね。

2-2.mean to doとmean〜ing

meanは目的語にto不定詞と動名詞の両方を取れるけど、次のように意味が変わってきます。

・mean to 〜 :「〜するつもり」

・mean 〜ing :「〜することを意味する」

例文を挙げましょう。

He means to be a doctor.
(彼は医者になるつもりだ)

That means running a risk.
(そのことは危険を冒すことを意味する)

パンダ先生
パンダ先生
to不定詞は未来志向なので、「〜するつもり」って意味になるよ。

【丸暗記不要】動名詞とto不定詞の両方を取れる動詞 【by 英語講師】【0】動画で解説 https://youtu.be/jt0QOXcmJvw 【1】動名詞とto不定詞の両方を取れる動詞 結論からい...

【3】☆ まとめ ☆

・mean :〜を意味する(動詞)

・means:手段/方法(名詞)

・meaning:意味(名詞)

以上、「mean / means / meaningの違い」について解説していきました。meanはなんとなく「意味する」ってしか覚えていない人が多いです。こうやって、何気ない基本単語こそ、疎かにされがちです。ぜひ、今回を機会にしっかりと身につけていきましょう。

パンダ先生
パンダ先生
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