丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

lieとlay / riseとraiseの変化形【覚え方も解説します】

【0】動画で解説

【1】lieとlayの変化形

結論から言うと、次のとおり。

・lie(自動詞)→lie-lay-lain-lying

・lay(他動詞)→lay-laid-laid-laying

上記のとおり。

では、一つ一つ見ていきましょう。

1-1.lie

I often lie on the floor.
(私はよく床に横たわる)

lieは自動詞で「横たわる」って意味です。覚え方は、「ライ」の「ラ」と「横たわる」の「わ」が同じ「あ行」です。

また、変化形は、カタカナ発音になってしまいますが、lie(ライ)-lay(レイ)-lain(レイン)-lying(ライイング)です。

1-2.lay

She laid the baby on the bed.
(彼女は赤ん坊をベッドの上に横たえた)

layは他動詞で「横たえる」って意味です。覚え方は、「レイ」の「レ」と「横たえる」の「え」が同じ「え行」です。

また、変化形は、カタカナ発音になってしまいますが、lay(レイ)-laid(レイド)-laid(レイド)-laying(レイイング)です。

パンダ先生
パンダ先生
自動詞のlieの過去形layと他動詞のlayが同じなので気をつける必要があるね。

1-3.lieのもう一つの意味

He is lying.
(彼は嘘をついている)

実はlieには「横たわる」以外に、「嘘をつく」って意味があります。これは自動詞です。

また、変化形は、lie-lied-lied-lying と規則的なので、わかりやすいかなと思います。

パンダ先生
パンダ先生
lie(嘘をつく)は試験ではあまり出ることはなく、やはり、lie(横たわる)とlay(横たえる)の方が頻出だよ。

Twitterで問題を出してみたら・・・

【2】riseとraiseの変化形

結論から言うと、次のとおり。

・rise(自動詞)→rise-rose-risen-rising

・raise(他動詞)→raise-raised-raised-raising

上記のとおり。

では、ひとつひとつ見ていきましょう。

2-1.rise

The sun rises in the east.
(太陽は東から昇る)

riseは自動詞で「上がる」って意味です。覚え方は「rise」の「ラ」と「上がる」の「が」が「あ行」です。

また、変化形はカタカナ発音になりますが、rise(ライズ)-rose(ローズ)-risen(リズン)-rising(ライジング)です。

2-2.raise

He raised his hand.
(彼は手をあげた)

raiseは他動詞で「上げる」って意味です。覚え方は「raise」の「レ」と「上げる」の「げ」が「え行」です。

また、変化形はカタカナ発音になりますが、raise(レイズ)-raised(レイズドゥ) -raised(レイズドゥ)-raising(レイジング)です。規則変化なので、わかりやすいですね。

パンダ先生
パンダ先生
riseとraiseはlieとlayに比べると覚えやすいかなと思います。

2-3.arise

If any problems arise , please contact me.
(問題が発生したら私に連絡してください)

実は、riseとraiseの他に、arise(起こる、生じる)というものがあります。ただし、これはriseに“a“がついただけって考え、自動詞であり、変化形も似たような感じで、arise-arose-arisen-arisingです。

【3】sitとseatもある

このタイプは、ここまで解説してきたlie/layとrise/raiseが一般的ですが、実は、sitとseatっていうのもあります。

・sit(自動詞)→sit-sat-sat-sitting

・seat(他動詞)→seat-seated-seated-seating

上記のとおり。

では、ひとつひとつ見ていきましょう。

3-1.sit

I sat on the chair.
(私は椅子に座っていた)

sitは自動詞「座る」って意味です。変化形はsit-sat-sat-sittingです。

パンダ先生
パンダ先生
Sit down.(座ってください)って表現で聞いたことありますね。ちなみに、downを付けると「座る」っていう動作を表せます。

3-2.seat

He seated himself on the chair.
(彼は自分自身を座らせた)→(彼は椅子に座った)

seatは他動詞「座らせる」って意味です。変化形はseat-seated-seated-seatingです。

パンダ先生
パンダ先生
seat oneself=sit down(座る)っていう動作を表せます。

【4】☆ まとめ ☆

・lie(自動詞)→lie-lay-lain-lying
・lay(他動詞)→lay-laid-laid-laying

・rise(自動詞)→rise-rose-risen-rising
・raise(他動詞)→raise-raised-raised-raising

・sit(自動詞)→sit-sat-sat-sitting
・seat(他動詞)→seat-seated-seated-seating

このタイプは、みんな知っているんだけど、きちんと覚えていない人が多いです。実際、予備校でも、この存在を知っているけど、ちゃんと覚えていない人が多いです。そして、lie/layは英文を読むうえで必要な知識であることはもちろん、試験で問われやすいのです。なるべく理屈をつけてここまで解説してきましたので、ぜひ、ストーリーを持って覚えてくれたらと思います。

では、ここでおしまいにします。(`・ω・´)ゞ

パンダ先生
パンダ先生
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

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