丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

【必殺技】定冠詞theの8つの用法【核心で丸暗記不要】

オオカミ君
オオカミ君
theってどういう時に使うかよくわからんなぁ。

パンダ君
パンダ君
英語学習者を悩ます第1位がtheだと言われていますが、実は核心から考えることで、その悩みを解決できるんです。

【1】theの8つの用法

結論から言うと、話し手と聞き手で共通して認識できるものに、theをつけます。もう少し砕けた言い方をすると、聞き手が「あっ、あれね!」と思えればtheをつけます。

共通認識のthe。「あっ、あれね!」と思えればthe!

上記のとおり。
これで解決です。では、実際に、事例を一気に紹介していきますね。

1-1.会話中に既に一度出てきたもの

I have a dog. The dog bit me yesterday.
(犬を飼っているのですが、その犬が昨日私を噛みました)

最初のa dogの場面では、聞き手は特定できませんよね。聞き手は「あっ、あれね!」とは言えないです。つまり、話し手と聞き手で共通認識できていません。よって、the dogではなくて、a dogになっています。

しかし、2文目のdogでは、聞き手は「あっ、その犬ね!」って感じで共通認識できますよね。よって、the dogになるわけです。

1-2.その場で特定できるもの

Open the door , please.
(そのドアを開けてください)

状況はドアひとつしかない部屋、あるいは、ドアが複数あるけど、閉まっているドアがひとつしかない部屋です。このような場合、“Open the door,please.“って言われたら、聞き手は「あっ、あのドアね!」って特定できすよね。よって、the doorになるわけです。

1-3.世界に1つしかないもの

Look at the sun.
(太陽を見て)

晴れた日に、話し手が“Look at the sun.“と言ったら、聞き手は話し手が見てるのと同じ太陽を見ますよね。つまり、共通認識できているわけです。「あっ、太陽ね!」って感じで聞き手もわかるんです。よって、the sunになります。

the moon(月)、the earth(地球)、the sky(空)なども同様です。ただし、star(星)はどうでしょうか?「星を見て!」って言われた時に、聞き手は「あっ、あの星ね!」ってわけにいきませんよね。星が無数にある中で、話し手と聞き手で共通認識できないので、a starになります。でも、曇った日で星がひとつしかなかったら、「あっ、あの星ね!」って共通認識できるので、the starになるんです。

他にも、次のようなものが同じ理由によりtheがつきます。

・the Alps(アルプス山脈)
・the Amazon River(アマゾン川)
・the Sea of Japan(日本海)
・the Sahara Desert(サハラ砂漠)
・the president(大統領)
・the white house(ホワイトハウス)
・the left(左) / right(右)
…など。

パンダ君
パンダ君
もちろん、ひとつひとつ覚える必要はないよ。「共通認識のthe」だけでOKです。

1-4.最上級のthe

Tom is the tallest in the class.
(トムはクラスで1番背が高い)

「クラスで1番背が高いやつがさ〜」って言われたら、聞き手は「あっ彼のことね!」ってことで共通認識できますよね。だから、最上級にはtheをつけるんです。中学の頃はなんとなく丸暗記したと思いますが、実はちゃんとこういうルールがあるんですよね。

1-5.tell a lie / tell the truth

Don’t tell a lie, and tell the truth.
(嘘をつかないで、真実を言ってください)

嘘は沢山あって一つに特定出来ないので、a lieになります。一方で、「真実はいつもひとつ!」なので、共通認識できるからthe truthになるわけです。

1-6.Do you have the time ?

Do you have the time ?
(今何時ですか?)

話し手と聞き手が共通して認識できる特定の時間は「現時刻」です。よって、「現時刻を知るもの持っている?」→「今何時ですか?」です。ちなみに、Do you have time?(お時間ありますか?)です。

1-7.the+形容詞

The rich are often generous to others.
(金持ちは他人に寛大であることが多い)

the+形容詞で「〜な人々」って意味を表すことができます。これも、「裕福な人々」って言ったら、「あっ、こういう人たちね!」ってイメージが湧くからです。例えば、医者だったり社長だったり芸能人だったり。他にも、次のようなものがあります。

□ the old(老人たち)
□ the young(若者たち)
□ the beautiful(美しい人々)
□ the rich(裕福な人々)
□ the poor(貧しい人々)
□ the sick(病人たち)
□ the wise(賢者たち)
□ the injured(けが人たち)
□ the learned(博学な人たち)

1-8.文法上決まっているもの

次のものは一応、理屈をつけようと思えばつけれるのですが、かなり無理感が強いので、覚えちゃいましょう。

□楽器(the guitar / the piano…など)
□乗り物(the bus / the train…など)
□朝昼夕(the morning / the noon / the evening)

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以上、theの用法について書いていきました。これらを無機質に覚えるのは大変なので、「共通認識のthe(あっ、あれねのthe)」という核のイメージをもって上記の用法を確認するのが効果的です。

では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。