【0】動画で解説
【1】人を主語に取らない形容詞一覧
次の形容詞は「人」を主語に取れません。
comfortable(快適な)
convenient(便利な)
dangerous(危険な)
delightful(ゆかいな)
difficult(難しい)
easy(易しい)
hard (難しい)
important(重要な)
necessary(必要な)
pleasant(楽しい)
possible(可能)
上記の通りです。
たとえば、次のような感じです。
× He is difficult to finish the work today.
○ It is difficult for him to finish the work today.
「彼がその仕事を今日終わらせるのは難しい。」
日本語だと「彼は難しいやつだ」って感じで言ったりするので、こうしたギャップは注意が必要です。
ただし、これには例外があり、それに関しては次の【2】で解説します。
【2】タフ構文
次の条件を満たしている場合は、本来主語に人を取れない形容詞も人を主語にできます。
1.形容詞+to不定詞である
2.その不定詞の目的語が欠けている
3.その欠けた目的語=全体の主語
ちょっとこれだけだと意味不明だと思うので、例文で確認しましょう。
She is difficult to please.
「彼女は喜ばせるのが難しい。」
difficultは本来は人を主語にできません。しかし、difficult+to不定詞になっており、please「喜ばせる」の目的語が欠けていて、さらにその欠けた目的語は、全体の主語Sheとイコールです。「彼女を喜ばせる」ですよね。よって、difficultでも人を主語にできます。
他にも、例文を挙げておきますね。
She is easy to deceive.
「彼女はだますのが簡単だ」
He is easy to talk to.
「彼は話かけやすい」
He is impossible to get along with.
「彼と仲良くするのは無理だ」
Twitterで問題を出してみたら・・・
レベル4の問題(5段階)
He is ( ) to work with.
— 鬼塚英介@(英語講師) (@Englishpandaa) July 13, 2022
【3】まとめ
・人を主語に取れない形容詞
comfortable(快適な)
convenient(便利な)
dangerous(危険な)
delightful(ゆかいな)
difficult(難しい)
easy(易しい)
hard (難しい)
important(重要な)
necessary(必要な)
pleasant(楽しい)
possible(可能)
・ただし、次の場合は人を主語にできる
1.形容詞+to不定詞である
2.その不定詞の目的語が欠けている
3.その欠けた目的語=全体の主語
では、ここでおしまいにします。
(`・ω・´)ゞ
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