丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

-lyだけど形容詞になる英単語一覧

【0】動画で解説

【1】-lyだけど形容詞

パンダ先生
パンダ先生
今日は語尾が「-ly」なのに形容詞になる単語を学習していきましょう!

オオカミ君
オオカミ君
うん?どういうこと?

パンダ先生
パンダ先生
ちょっと唐突すぎましたね。一般的に、「-ly」の単語は副詞になるんです。例えば、次のように。

1. quickly – 速く
2. easily – 簡単に
3. happily – 幸せに
4. carefully – 注意深く
5. quietly – 静かに
6. seriously – 真剣に
7. clearly – 明らかに

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。言われてみるとそうだな。あっ、そういえぼ、語尾によって品詞がわかるって教わったな。

パンダ先生
パンダ先生
おぉ〜、その通りです!接尾辞というものですね。でも、これには例外があって、「-ly」だけど、形容詞になるものがあるんです。

オオカミ君
オオカミ君
なるほど!

パンダ先生
パンダ先生
例えば、friendly。friendlyは「-ly」だけど、形容詞で「親切な」って意味なんです。

オオカミ君
オオカミ君
まじか…。

パンダ先生
パンダ先生
とはいえ、このような例外は数が少ないので、次のようなものを覚えておけばOKです。

chilly (肌寒い)
costly (高価な)
cowardly (臆病な)
daily (毎日の)
deadly(命取りの)
disorderly(無秩序な)
early (早い)
elderly (年配の)
friendly (友好的な)
gentlemanly(紳士的な)
homely (平凡な、飾り気のない)
kindly (思いやりのある、優しい)
likely (ありそうな)
lively (元気のいい)
lonely (孤独な)
lovely (愛らしい)
manly (男らしい)
masterly(熟練した)
melancholy (憂鬱な)
monthly (毎月の)
orderly (規則正しい)
shapely(見栄えの良い)
timely (時期を得た、タイムリーな)
weekly (毎週の)
womanly (女らしい)
yearly (毎年の)

※副詞として使われる単語もあり。

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。結構あるな。何か法則はないのかなぁ。

パンダ先生
パンダ先生
実は、「名詞+ly→形容詞」、「形容詞+ly→副詞」になる傾向があります。

・名詞+ly→形容詞

・形容詞+ly→副詞

オオカミ君
オオカミ君
うん?どういうこと?

パンダ先生
パンダ先生
例えば、friendという名詞に-lyをつけたfriendlyは形容詞になります。そして、slowという形容詞に-lyをつけたslowlyは副詞になるわけです。

friend(名詞)+ly→friendly(形容詞)

slow(形容詞)+ly→slowly(副詞)

オオカミ君
オオカミ君
おぉ〜!

パンダ先生
パンダ先生
もちろん、例外はあるけど、かなり使えるルールです。-lyをつけると品詞の格が一つ落ちるイメージを持つと良いです。

オオカミ君
オオカミ君
ふむふむ。確かに、名詞のほうが修飾語の形容詞や副詞よりも格がありそうだし、形容詞の方がCになったりと要素になり得るから副詞よりも格が高いイメージだ。

パンダ先生
パンダ先生
そうですね。こうやって、いかにルールを作っていけるかが大切だと思っています。

【2】☆ まとめ ☆

friend(名詞)+ly→friendly(形容詞)

slow(形容詞)+ly→slowly(副詞)

以上、「-lyだけど形容詞になる英単語一覧」を解説していきました。

パンダ先生
パンダ先生
ここまでご精読頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

また、『3ヵ月でTOEIC800点講座』を開催しています。間違えた方向に学習して時間とエネルギーを無駄にしたくない人、TOEICで人生を変えたい人は、ぜひご参加ください。