【英語】限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞

Contents

【０】動画で解説

形容詞の中には、限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞があります。

前提知識として、形容詞は「限定用法」と「叙述用法」に分かれます。

・限定用法：名詞を前から修飾

・叙述用法：名詞を後ろから説明（補語）

このうち、よく試験に出るのは、次の３つです。

この３つに絞って解説していきますね。

certainは、限定用法だと「ある」、叙述用法だと「確かな」って意味です。

例 a certain fact
「ある事実」

例 It is certain that he died.
「彼が死んだのは確かだ」

間違えても、a certain factを「確かな事実」なんて訳してはいけません。

実際、こういう部分が下線部和訳で問われやすいものです。

presentは、限定用法だと「現在の」、叙述用法だと「出席して」って意味です。

例 her present condition.
「彼女の現在の状況」

例 She was present at the meeting.
「彼女はその会議に出席していた」

パンダ先生

presentの核心は「目の前(pre)にある(sent)」。よって、「目の前にある状況」→「現在の状況」であり、「彼女は目の前にいる」→「彼女は出席している」です。

lateは、限定用法だと「故〜」、叙述用法だと「遅れて」って意味です。

例 the late Mr. Tom.
「故トム氏」

例 He was late for the meeting.
「彼は会議に遅れた」

以上３つが、試験で問われやすい「限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞」です。