丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語

【多義語】subjectの意味は5つ覚える!【丸暗記なし】

【0】動画で解説

【1】subjectの意味は?

結論から言うと、次のとおり。

・主題/学科/被験者

・be subject to X:Xを受けやすい

・subject A to B:AにBを受けさせる

上記のとおり。

subjectは名詞の場合は「主題/学科/被験者」形容詞の場合はbe subject to Xの形で「Xを受けやすい」動詞の場合はsubject A to Bの形で「AにBを受けさせる」です。

subjectは語源的には「sub(下に)+ject(投げる)」。つまり、subjectの核心は「下に投げてあるもの」→「(誰かの)支配を受けるもの」です。この核心から上記の意味に派生していくって考えるのがコツです。

1-1.主題/学科/被験者

subjectは名詞の場合は「主題/学科/被験者」です。

・主題

Let’s change the subject.
(話題を変えましょう)

主題は、それを話している人たちの「支配下にある」と言えます。

・学科

Physics is my favorite subject.
(物理は私の好きな学科です)

学科を扱う人の「支配下にある」ものです。

・被験者

All the subjects in the experiment were female.
(実験の被験者はすべて女性でした)

被験者は実験を行う者の「支配下にある」人たちです。

1-2.be subject to X:Xを受けやすい

These prices are subject to change.
(これらの価格は変更することがあります)

「Xに支配されている」→「Xを受けやすい」ってことです。

1-3.subject A to B:AにBを受けさせる

He was subjected to severe criticism.
(彼は厳しい批判を受けた)

ほとんどは今回の例文のように受動態で使われます。

「彼は厳しい批判の下に支配を受けた」→「彼は厳しい批判を受けた」ってなります。

パンダ先生
パンダ先生
このように、複数の意味があるけど、subjectの核心「下に投げてあるもの」→「(誰かの)支配を受けるもの」から考えることで丸暗記が激減するよね。

【2】☆ まとめ ☆

subjectの核心:「下に投げてあるもの」→「(誰かの)支配を受けるもの」

・主題/学科/被験者

・be subject to X:Xを受けやすい

・subject A to B:AにBを受けさせる

以上、「多義語subject」について解説していきました。基本的に英単語は1つの意味を覚えることに専念すべきです。ただし、多義語は、そのどれもが同じくらい頻出して、さらに問題でも問われやすい。結果、複数の意味を覚えるべきです。だからと言って、なんでもかんでも覚えるのではなく、この記事のように思い切って絞ることも大切です。

パンダ先生
パンダ先生
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