丸暗記英語からの
脱却。
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条件のない仮定法【仮定法×否定×比較級の解法も】

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【1】条件のない仮定法

1-1.ポイント

条件のない仮定法では、条件=結論になります。

・肯定文の場合:もし〜しようとすれば〜するだろう

・否定文の場合:もし〜しようとしても〜しないだろう

上記のとおり。

1-2.肯定文の場合

肯定文の場合は「もし〜しようとすれば〜するだろう」って訳します。

I’m so hungry that I could eat a horse.
(馬一頭を食べようとすれば食べれるほどお腹が空いている)

I could eat a horse.の結論の部分を条件と考えます。現実に反していることを言っているので、実際には食べていません。

1-3.否定文の場合

否定文の場合は「もし〜しようとしても〜しないだろう」って訳します。

A:How’s it going?
(最近どう?)
B:It couldn’t be better!
(絶好調だよ!)

この文は、than nowが省略されており、It couldn’t be better than now.です。よって、「もし今よりも悪くなろうにも悪くなることはありえないだろう」→「今が最高!」→「絶好調だよ!」って意味になります。

パンダ君
パンダ君
否定文の場合は、一見すると否定で意味を取りかねないので、注意が必要だね。

《仮定法×否定×比較級》は《肯定×最上級》って覚えちゃうのも一つの方法です。

仮定法×否定×比較級=肯定×最上級

もう少し例文で練習しておきましょう!

I couldn’t care less.
(そんなことはどうでもいい)

“than I do now“が省略されていると考え、「もし心配しようにも今よりも気にかけないことができない」→「全然気にしてない」です。

I couldn’t agree more.
(大賛成です)

「もしこれよりも同意しようとしても、同意できない」→「大賛成です」になります。

It couldn’t get any worse.
(最低だ)

1-4.Twitterで問題を出してみたら・・・

https://twitter.com/Englishpandaa/status/1521644423368433664?s=20&t=o7BpXBlKipaFXE6brnxTwQ

パンダ先生
パンダ先生
正答率はかなり低めでした。

【2】☆ まとめ ☆

・条件のない仮定法では、条件=結論

・肯定文の場合:もし〜しようとすれば〜するだろう

・否定文の場合:もし〜しようとしても〜しないだろう

・仮定法×否定×比較級=肯定×最上級

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