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【準動詞の時制】不定詞・動名詞・分詞構文の完了形を徹底解説!

ここでは、準動詞の時制について説明していきます。準動詞について、詳しくは下の記事に書いていますので、まずはそちらをご参照ください。

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結論から言いましょう。

[準動詞の時制]
原則 : 主節の時制と同じ
例外 : 準動詞の完了形→主節の時制よりひとつ過去

【1】原則 : 主節の時制と同じ

準動詞の時制は、原則、主節の時制と同じです。

例 He seems to be a doctor.
「彼は医者のように思える」

to be a doctorの時制は、主節のseems(現在形)と同じなので「現在」です。

学校では、以下のような書き換え表現を教わったと思います。

It seems that he is a doctor.

He seems to be a doctor.

seemsとisで同じ「現在形」ですよね。なので、普通の準動詞を使うんです。

【2】例外:準動詞の完了形

準動詞の完了形は、主節の時制よりひとつ過去の場合に使われます。

例 He seems to have been a doctor.
「彼は(過去に)医者だったように思える」

to have beenで準動詞の完了形を使っているので、主節の時制“現在”よりひとつ過去なので「過去」です。

ちなみに、時制で習った現在完了とは関係ありません。時制の現在完了は「過去+現在」でしたよね。

学校では、以下のような書き換え表現を教わったと思います。

It seems that he was a doctor.

He seems to have been a doctor.

主節がseemsで、従節のwasが過去形で時制がズレていますよね。なので、準動詞の完了形を使うわけです。

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【3】動名詞と分詞構文の時制も確認

今までto不定詞の時制の例文ばかり扱ってきましたが、動名詞や分詞構文も同じ考え方をします。

・動名詞の時制

例 He is proud of being a doctor.
「彼は医者であることを誇りに思っている」

例 He is proud of having been a doctor.
「彼は医者であったことを誇りに思っている」

・分詞構文の時制

例 Feeling exhausted, Tom went to bed early.
「疲れきったのでトムは早く寝た」

例 Having finished the job, Tom went to bed.
「仕事が終わったのでトムは寝た」

【4】知識の裏にある思想を理解する

なぜ、準動詞の時制は主節によって決まるのか?

なぜならば、準動詞単体では時制を表せないからです。たとえば、to studyを過去形にしたいからと言って、to studiedにすることはできませんよね。なんせ、to+動詞の原形でなければいけないので。

なので、主節の時制を使って表さざるを得ないんです。

【5】remember〜ing

ここまでのルールの例外があります。

例 I remember playing tennis here.
「私はここでテニスをしたことを覚えている」

remember〜ingで「〜したことを覚えている」って訳すんです。準動詞の時制と主節の時制がズレているのに、完了形を使っていませんよね。

このようなものは、次の3つがあります。

・remember〜ing:「〜したことを覚えている」

・forget〜ing:「〜したことを忘れる」

・regret〜ing:〜したことを後悔する」

上記の通りです。

このような理由から、〈remember+having+p.p.〉のような形は存在しません。こういうのが空所補充の選択肢に含まれていることがよくあるんですよね。

【6】おわりに

以上、「準動詞の時制」について解説していきました。学校では、「準動詞」という概念で見ずに、それぞれ不定詞・動名詞・分詞・分詞構文と別々に教えてしまいますので、この準動詞の時制を理解していない人が多いんですよね。でも、準動詞という概念を使えば、一つに整理することができるんです。ぜひ、今まで準動詞について知らなかった人は、活用してください。

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