こういう疑問に答えます。
✔本記事の内容
・スコアとレベルの目安
・パート別目標点数
Contents
【1】TOEICリスニングの目標スコアとレベルの目安
次の5段階に分けて解説していきますね。
・会話レベル(目標スコア470点)
・主張レベル(目標スコア600点)
・駐在レベル(目標スコア730点)
・セミプロレベル(目標スコア860点)
・プロ通訳者レベル(目標スコア950点)
上記のとおり。
ひとつひとつ説明していきますね。
・会話レベル(目標スコア470点)
「片言でもいいから少し英語で会話をしたい」っていう人は、まずはこの点数を目標にするとよいです。年に数回、旅行に行った時に、ホテルなどで、決まり文句の英語を話したいって人です。英検だと準2級レベルです。
・主張レベル(目標スコア600点)
TOEIC600点は使える英語の入り口だと言われています。最低限の打ち合わせを一人でできるレベルです。また、就活での最低限のアピールポイントです。なので、大学生の方は、まずはこの点数を目標にするのが良いです。英検だと2級のレベルです。
・駐在レベル(目標スコア730点)
海外に駐在してプレゼンなどをできるレベルです。しかし、質疑応答などは、ギリギリできるくらいで、まだ危うい状況です。また、文部科学省では、730点が英語教員に求める点数なので、教職員を目指す方は、このレベルを目指すのが良いです。英検だと準1級レベルです。
・セミプロレベル(目標スコア860点)
Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができるレベルです。ただし、プロというよりは、まだセミプロレベルっていう感じです。英検だと準1級〜1級レベルです。
・プロ通訳者レベル(目標スコア950点)
この点数はプロへの第一歩というレベルであり、通訳をしている人は、皆さんこのレベルです。英検だと1級レベルです。
【2】TOEICリスニングの目標正解数
この章では、次の3つについて、解説していきます。
・各パートの問題数と配点
・点を取りやすいパート
・730点を目標とする場合の正解数
上記のとおり。
・各パートの問題数と配点
各パートの問題数と配点は次の通りです。(各一問5点)
Part1 | 写真描写問題 | 6問 |
Part2 | 応答問題 | 25問 |
Part 3 | 応答問題 | 39問 |
Part4 | 説明文問題 | 30問 |
合計 | 100問 |
Part5 | 短文穴埋め問題 | 30問 |
Part6 | 長文穴埋め問題 | 16問 |
Part 7 | 長文読解問題 | 54問 |
合計 | 100問 |
上記のとおり。
おおよその毎年の平均点は次のとおりです。
・リスニング:321点/495点(満点)
・リーディング:259点/495点(満点)
・総合点:580点/990点(満点)
・点を取りやすいパート
点を取りやすいパートを順番に並べると次のとおりです。
パート2→パート1→パート5→パート6→パート3とパート4→パート7
基本的に、リスニングの方が点数を取りやすいです。
なぜならば、リスニングの方が英単語や構文が簡易であり、聞こえてくる単語で内容を推測しやすいからです。
なので、ひとまず点数を上げてモチベーションを上げたいって人は、リスニングから対策していくのが良いです。
・730点を目標とする場合の正解数
もし、730点を目標とする場合のおおよその各パートごとの正解数は次のとおりです。
パート1 5/6問 25/30点
パート2 20/25問 100/125点
パート3 28/39問 140/195点
パート4 22/30問 110/150点
パート5 24/30問 120/150点
パート6 12/16問 60/80点
パート7 35/54問 175/270点
合計 146/200問 730/1,000点
上記を参考にして、自分の得意なパートや不得意なパートで、微調整していくといいです。
【3】おわりに
いかがでしたか?
以上、「TOEICのリスニングの目標点数」について解説していきました。
ぜひ、今回紹介した方法を参考にして、目標スコアを獲得してください。
では、ここでおしまいにします
(`・ω・´)ゞ
ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。
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