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ステップ1:現在地を数値と言語で把握する
オオカミ君
「TOEICの勉強を始めたんですけど、どこから手を付けたらいいかわからなくて…」
パンダ先生
「まずは現状の把握からです。直近のスコアや各パートの正答率、時間が足りなかった部分はどこか、具体的に言語化できますか?」
オオカミ君
「うーん…なんとなくPart7が遅いかな、って感じです。」
パンダ先生
「それだけでは曖昧です。『Part7は時間内に解き切れない』という現象と、『どのタイプの問題で止まっているか』を言語化することで、対策が定まっていきます。」
ステップ2:生活の中に学習を固定する
オオカミ君
「時間がある時にやる感じでいいですか?」
パンダ先生
「それでは続きません。TOEIC学習は習慣化が鍵です。朝起きてすぐに単語チェック、通勤中にPart5演習など、生活の時間帯ごとにTOEICを組み込みましょう。」
オオカミ君
「時間が決まっていると自分でも集中しやすい気がします。」
ステップ3:最小単位の行動から始める
オオカミ君
「毎日2時間勉強しようと思ってるんですけど…」
パンダ先生
「いい意気込みですが、最初から大きいと続きません。Part5を10問だけ、単語は30語だけ、という最小単位の行動から始めると、止まらずに継続できます。」
オオカミ君
「確かに、これなら今日できそうです。」
ステップ4:目標に許容範囲を持たせる
オオカミ君
「3か月で800点を絶対取りたいです!」
パンダ先生
「素晴らしい目標ですが、数値に幅を持たせると計画が崩れた時も調整しやすいです。『750〜820点を狙う』というように柔軟性を持たせましょう。」
ステップ5:学習の実行を記録する
オオカミ君
「やったことを記録する意味ってありますか?」
パンダ先生
「記録は反省のためではなく、成長の可視化のためです。カレンダーに『Part6演習』『語彙確認』など簡単に書くだけで、続いている実感が湧きます。これはモチベーション維持に非常に重要です。」
ステップ6:つまずく場面を事前に想定する
オオカミ君
「仕事が忙しいときはどうすればいいですか?」
パンダ先生
「必ず忙しい日が来ます。その日にやる『最低限メニュー』を決めておくと、学習が完全に途切れません。時間がない日は復習中心にする、というルールを決めておくと良いです。」
ステップ7:スコアではなく行動目標を主軸にする
オオカミ君
「スコアばかり考えてしまいます…」
パンダ先生
「点数は結果です。『毎週Part7を◯セット処理する』『時間内に解き切れる練習をする』など、行動を目標にするとブレが減ります。結果は後からついてきます。」
ステップ8:苦手パートを意図的に後回しにしない
オオカミ君
「つい得意なPart5ばかりやっちゃいます…」
パンダ先生
「それがスコア停滞の原因です。週に一度は必ず苦手パートに触れる日を設けて、偏らない学習設計をすることが大切です。」
ステップ9:学習が崩れた時の復帰ルールを決める
オオカミ君
「数日サボっちゃうと戻るのが億劫で…」
パンダ先生
「そこで復帰ルールを決めておくと迷わず再開できます。『戻ったらまずPart5だけやる』『昨日の復習から始める』など、復帰動作を明確にしておくと止まらなくなります。」
ステップ10:考え切ったら、実行に集中する
オオカミ君
「計画ばかり考えちゃいます…」
パンダ先生
「計画は大切ですが、考えすぎると前に進みません。やるべきことが見えたら、淡々と実行に移すこと。TOEIC学習は、設計と行動の積み上げで成果が出ます。」
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