丸暗記英語からの
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“自分に期待できる人”が最後に伸びる ― 未来から逆算する英語学習の考え方

こんにちは。鬼塚英介です。
今日は「自分に期待すること」「未来から逆算して考えること」という2つの視点を軸にお話しします。いわゆる英語学習の話ですが、実は人生全体のあり方にも深く関係する内容です。

【1】今の自分を基準にすると未来は変わらない

多くの人は、無意識のうちに「今の自分」を基準に未来を考えています。

* 今これくらいだから、この辺が限界
* 今忙しいから、これ以上は無理
* 今の実力なら、この点数が現実的

この考え方は一見冷静で現実的に思えるものの、実は未来の可能性を最も狭めています。理由はシンプルです。今の自分の延長線上にしか未来を置いていないからです。
現状を起点にしている限り、現状を超える結果は出ることができません。

【2】成果を出す人は未来から逆算して考える

一方で、成果を出す人の思考の起点は逆です。

「将来、どうなっていたいか」
「どこに到達したいか」

ここから考えます。

TOEICであれば、まず「800点を取っている自分」という未来を設定します。この未来に立ったときに、今どんな行動をしているはずかを考え、その視点で今日の行動を決めていきます。

この段階では、今の実力や不安はいったん脇に置きます。
必要なのは、根拠のある自信ではなく、そこに向かうという覚悟です。

【3】人は予想した未来の通りに動く

人は、自分が思い描いた未来に無意識に合わせて行動します。

「どうせ無理だろう」と思っていれば、その通りの選択をします。
逆に、「ここまで行く」と決めていれば、行動の基準が自然と変わります。

* 学習を後回しにしない
* 理解を曖昧にしない
* 途中で投げ出さない

これらの行動はすべて、未来の設定が行動を決めている結果です。
だからこそ、未来設定としての「自分に期待すること」が重要になります。

【4】TOEIC学習でも覚悟が結果を分ける

TOEIC学習では、途中で伸びを感じない時期が必ず来ます。そのときに、

「やっぱり無理かもしれない」と未来を下げる人は、そこで止まります。
一方で、「800点を取る自分」を前提にしている人は、学習を続けます。

今できていないことは失敗ではありません。まだ途中なだけです。
未来を下げずに学習を積み上げられる人だけが、最後までやり抜き結果を出します。

【5】まとめ

未来は、今の自分の延長線上に置くものではありません。
なりたい自分を先に決め、そこから逆算して今日の行動を選び取る。

その決断に必要なのは、才能ではなく覚悟です。
人は、自分が予想した未来の通りに生きていきます。
だからこそ、自分に期待する未来は高く設定してください。

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