【0】動画でサクッと解説
【1】スピードを上げる理由
質問です。
「スピードを上げてやるのと、ゆっくり丁寧にやるのでは、
どちらのほうが成果が高いと思いますか?」
一見、ゆっくり丁寧に進めた方が
理解が深まりそうな気がしますよね。
しかし、実際には「スピードを上げたほうが成果が高い」ケースが多いです。
その理由は、集中力です。
スピードを上げると、他のことを考える余裕がなくなります。
頭の中が「今やっていること」だけに向く。
結果、集中力が一気に高まるのです。
反対に、ゆっくり進めるとどうしても隙が生まれます。
雑念が入り込みやすく、思考が散漫になってしまう。
つまり、次のような流れになります。
スピードを上げる
↓
集中力が上がる
↓
成果が高まる
この法則は、英語学習全般に当てはまります。
【2】英単語学習でも「スピード」を意識する
英単語の学習は、ただ覚えるだけの作業ではありません。
「集中して取り組める環境」を作ることが大切です。
おすすめは、タイマーを使うこと。
制限時間を設けることで、自然と緊張感が生まれます。
たとえば「10分で1000単語見る」など、時間を区切って取り組むのです。
「前回より速く!」を意識していくと、
自然とゲーム感覚になります。
また、動画学習の際も一時停止せず、
一気に書き込むことを意識してください。
書き殴るように、ライブ感覚で。
「聞き返せない」と思うくらいの緊張感が、
最高の集中状態を作ります。
一発勝負の気持ちで取り組むことで、
記憶の定着率もぐっと上がります。
【3】リーディングでも「スピード」が精度を生む
スピードを上げる効果は、英単語学習に限りません。
リーディングでも同じことが言えます。
多くの人が「速く読むと理解が浅くなるのでは?」と考えがちですが、
実際はその逆です。
速く読むことで、文章の全体構造を意識できるようになります。
1文1文を止まりながら読むよりも、
文と文のつながりや、流れ、因果関係が自然と見えてくるのです。
ゆっくり読んでいると、文ごとに意味を止めて考えてしまい、
結果として「何の話だったっけ?」と全体を見失いやすくなります。
一方で、スピードを上げて読むと、
「主語は誰か」「話の方向はどこに向かっているか」といった、
文脈全体の把握に意識が向きます。
これは、英語を“日本語に訳して読む”段階を超えて、
“英語の語順のまま理解する”状態への移行にもつながります。
つまり、リーディングのスピードを上げることは、
英語脳を育てる最短ルートでもあるのです。
さらに、TOEICのような時間制限のある試験では、
スピード=精度です。
時間に追われずに最後まで解き切るには、
「速く正確に読む」練習を普段から積む必要があります。
そしてこれは、単語学習と同じく「集中力」を鍛える訓練にもなります。
速く読むことで頭が一気に英語モードになり、
雑念をシャットアウトした状態で英文に没頭できる。
この“集中の質”こそが、得点を左右します。
【4】まとめ
・スピードを上げることで集中力が高まる
・英単語学習ではタイマーを使ってゲーム感覚で取り組む
・リーディングでもスピードを上げることで全体構造をつかみやすくなり、理解の精度が上がる
学習の質を変えたいなら、
まずは「スピード」を意識してみてください。
それだけで、集中力・理解力・記憶力のすべてが底上げされます。
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