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【英語】関係詞のwhichとwhereの判別方法

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【1】関係詞のwhichとwhereの判別方法

結論からいきましょう。

・which:うしろ不完全文

・where:うしろ完全文

上記の通り。

うしろ不完全とは、「必要な名詞が欠けている文」のことです。

・問題で確認

This is the place ( ) I visited.
① which ② where

どうでしょうか?
visitの目的語が欠けていますよね(visitは他動詞なので目的語が必要)。
よって、うしろ不完全文なので、“① which“が正解です。

This is the place ( which ) I visited.

よくやってしまう間違いは、the placeだけを見てwhereを入れてしまうことです。
あくまで最初に見るべきは、( )のうしろです。

【2】不完全文を取れるのは5つだけ

さて、この不完全文をとれる接続詞・関係詞は次の5つのみです。

〈うしろ不完全〉
who/whom/which/what/that

この5つだけがうしろ不完全になるんです。一言で言えば「whose以外の関係代名詞」と言えます。

他のすべての接続詞・関係詞はうしろ完全文になります。具体的には、「whose/前置詞+関係代名詞/関係副詞/接続詞 」です。

・問題で確認

This is the place ( ) I lived.
① which ② where

何度も言う通り、先行詞のthe placeだけを見て決めてはいけません。あくまで最初に見るべきは( )のうしろです。

するとliveは自動詞ですから、後ろはSVの完全文です。
よって答えは、 ② where です。

This is the place ( where ) I lived.

・「意味」ではなくて「形」で決める

うしろ完全・不完全を決めるのは、あくまで形のうえでの事です。意味ではありません。

先の例だと、意味で考えてしまうと「私が住んでいた」って不完全文になってしまいますよね。
あくまで意味ではなくて形で完全・不完全文を決めましょう。

Twitterで問題を出してみたら・・・

【3】おわりに

どうでしたか?これが正しい関係詞の問題の解き方です。意外と正しい解き方を教わったことがない人が多いようです。だからか、関係詞の問題を苦手としている人が多いんです。
ただし、関係詞は英文法の中でもとりわけ論理的な文法です。よって、1度正しい解き方を身につければ、あとは事務作業のように問題を迅速・正確に解くことが可能になります。

英文法は、読解も含めて英語の学習の最も基本となります。

英文法の勉強で大切なことは、参考書を理屈抜きに丸暗記するのではなく、きちんと理解しながら、学んでいくことです。英文読解も結局のところ、問われるのは基本的な英文法の理解です。

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

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