「残り時間ばかり気になって、内容が入ってきません」
「焦って読み飛ばしてしまいます」
「結果的に正答率も落ちてしまいます」
生徒さんからこのようなご相談をいただきました。
TOEICを受けていると、この状態になる方はかなり多いです。
ですが、ここで押さえておきたいのは次の2点です。
・大前提は「時間を気にしないくらいの英語力をつけること」
・その上で、具体的な対策を取ること
今回は、この悩みに対する具体的な対策を3つに絞ってお伝えします。
https://youtu.be/-JZhI7z0Tl8
① 時間配分を決めておく
まずやるべきはここです。
Part5・6・7(シングル/マルチ)ごとに、あらかじめ時間配分を決めておきます。
これをやっていない状態だと、
「このままのペースで大丈夫か?」という不安が常に出てきます。
一方で、
・Part5は◯分
・Part6は◯分
・Part7はシングル◯分、マルチ◯分
このように決まっていると、
「今どこにどれだけ時間を使っているか」が明確になります。
それだけで、無駄な焦りはかなり減ります。
② 飛ばす問題を決めておく
時間が足りなくなる原因の1つは、
分からない問題に時間を使いすぎることです。
例えば、
・考えても根拠が取れない
・明らかに難しい
こういった問題に時間を使い続けると、
後半で一気に時間が足りなくなります。
また、TOEICはすべてのレベルの人が同じ試験を受けるため、
簡単な問題もあれば難しい問題も含まれています。
つまり、すべてを完璧に解こうとする前提自体に無理があります。
だからこそ、
「この状態になったら飛ばす」
という基準をあらかじめ決めておくことが重要です。
すべてを解こうとするのではなく、
全体の得点を最大化する意識に切り替える必要があります。
③ 「全問解く前提」を捨てる
ここがかなり重要です。
実は、800点を突破している人でも、
最後まで解き切れていないケースは普通にあります。
つまり、
「全問解かなければいけない」
この前提自体がズレています。
必要なのは、
取るべき問題を確実に取ることです。
この前提に変わるだけで、
「全部やらなきゃ」というプレッシャーが消えます。
では、なぜ時間が気になってしまうのか
ここが本質です。
時間ばかり気にしてしまうと、
目の前の問題に集中できなくなります。
人は同時に2つのことを深く考えることができません。
・時間を気にする
・英文を理解する
この2つを同時に抱えた状態では、
読解の精度が安定しなくなります。
補足:結局いちばん重要なのは英語力
ここまで対策をお伝えしましたが、
土台になるのはやはり英語力です。
特に重要なのは、構文把握力=精読力です。
・文の骨格を正確に取れる
・主語と動詞を瞬時に見抜ける
・修飾関係を正しく理解できる
この力が身についてくると、
「どう読めばいいか」で迷わなくなります。
その結果、
時間を気にする前に処理が進む状態になります。
まとめ
・大前提は英語力(特に構文把握力)を上げること
・その上で
①時間配分
②飛ばす判断
③前提の修正
この3つを押さえることで、時間への不安は大きく減ります。
時間を気にしないようにするのではなく、
時間を気にしなくても解ける状態を作ることが本質です。
今回の内容のように、
・時間に追われても崩れない読解力
・未知語があっても止まらない処理力
・構文から正確に意味を取る力
これらは感覚ではなく、正しい順序とやり方で身につける必要があります。
現在募集している講座では、
・Partごとの具体的な時間配分の設計
・飛ばす判断の基準と実践トレーニング
・未知語があっても止まらない処理法
・構文から意味を取るための精読トレーニング
といった内容を、音声・動画講義で体系的に解説しています。
特に、
「なんとなく読む」状態から
「構造で読む」状態に変える部分は、独学ではズレやすいポイントです。
だからこそ、
・なぜそう読むのか
・どこを見て判断しているのか
この部分まで言語化して解説しています。
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