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進行形にできない動詞の必殺判別法

【1】1秒後にやめれない→進行形にできない動詞

動詞は大きく2種類に分かれます。「動作動詞」「状態動詞」です。このうち「状態動詞」は進行形にできない動詞なんです。   「そんなこと言われても…」ですよね。そうなんです。そもそも「状態動詞って何?」ですよね。現状の学校教育では、試験によく出る進行形にできない動詞を説明され、それの丸暗記を強いるっていうのが現状です。
でも、ある1つのポイントを知れば、そんな丸暗記をする必要がないんです。

パンダ君
パンダ君
進行形にできない動詞かどうかを見分けるたった1つのポイントは「1秒後にやれるかどうか」です。  

1秒後にやめれない→進行形にできない動詞

パンダ君
パンダ君
たったこれだけで、進行形にできない動詞を判別することが可能なんです。
オオカミ君
オオカミ君
おう!なんかすごいな!
パンダ君
パンダ君
論より証拠ということで、例文で確認していきましょう。 

   He resembles his father.
   「彼は父親に似ている」

パンダ君
パンダ君
いくら嫌だからって1秒後にやめれませんよね。だから、resembleは進行形にできない動詞なんです。
オオカミ君
オオカミ君
確かにな。

  He likes dogs.
「彼は犬が好きです」  

パンダ君
パンダ君
これも1秒後にやめれませんよね。好きなものは好きなのですから。よって、like は進行形にできない動詞なんです。
オオカミ君
オオカミ君
そうだな。
パンダ君
パンダ君
今度は進行形にできる動詞を挙げていきましょう。

  He is runninng.
「彼は走っているところです」  

パンダ君
パンダ君
  これは1秒後にやめれますよね。走るのをやめればいいだけですから。だから、runは進行形にできるんです。同様にstudyやplayやwalkなども進行形にできる動詞なんです。

【2】tasteは進行形にできる?

ここからは少しレベルを上げていきます。同じ動詞なのに意味によって進行形にできる・できないが変わってくる動詞です

パンダ君
パンダ君
  have は「食べる」と「持っている」って意味があります。

  

   He is having dinner.
   「彼は夕食を食べている最中です」  

パンダ君
パンダ君
「食べる」って行為は1秒後にやめれますよね。だから、have「食べる」は進行形できる動詞なんです。
オオカミ君
オオカミ君
確かにな。

     He has two sons.
   「彼には2人の息子がいる」

パンダ君
パンダ君
これは1秒後にやめれませんよね。そんなことしたらあまりにも残酷です。よって、have 「持っている」は進行形にできない動詞なんです。
オオカミ君
オオカミ君
確かに同じ単語なのに進行形にできる・できないがあるな。
パンダ君
パンダ君
まぁ、have くらいであれば学校でよく紹介されるので既に覚えているって人も多いでしょう。 では、tasteはどうでしょうか?tasteは「味がする」「味見する」って意味があります。例文で確認していきましょう。 

The apple tastes sour.  
「そのリンゴは酸っぱい味がする」  

パンダ君
パンダ君
これを1秒後にやめることなんてできませんよね。だから、taste「味がする」は進行形にできない動詞です。一方、taste「味わう」はどうでしょうか?  

He is tasting the apple.
「彼はリンゴを味わっている」  

パンダ君
パンダ君
これは1秒後にやめれますよね。だからtaste「味わう」は進行形にできる動詞なんです。ちなみに「ワインのテイスティング(tasting)」って言いますよね。
オオカミ君
オオカミ君
ワインは好きだなぁ。
パンダ君
パンダ君
これを覚えている人は少ないのではないでしょうか?もし、覚えていたとしても他にも同じような例はあるのです。それをすべて覚えていくのは無理です。 ですから、みなさんは「1秒後にやめれない→進行形にできない動詞」って覚えてください。

【3】進行形にできない動詞を進行形⁉︎

ここからは応用に入っていきます。進行形にできない動詞を敢えて進行形にする場合があるんです。その場合は次の2つのうちのいずれかを示しています。

「今だけ」を強調
グイグイ進行中  

パンダ君
パンダ君
   まずは『① 「今だけ」を強調』から説明していきます。クイズで確認していきましょう。

[クイズ]
本当に親切なのはどっち?
⑴ You are kind. ⑵ You are being kind.

オオカミ君
オオカミ君
う~ん、⑴は現在形で、⑵は現在進行形だな。
パンダ君
パンダ君
  そうですね。現在形は「いつも変わらないこと」でしたよね。よって、⑴は「昨日も今日も明日もいつも変わらずに親切」なんです。
オオカミ君
オオカミ君
なるほど!
パンダ君
パンダ君
次は⑵です。be動詞は1秒後にやめれませんから進行形にできない動詞です。にもかかわらず進行形にしているので、これは「今だけ」を強調しているんです。よって「(えっ、どうしたの?)あなたは今日はなんか親切ですね」って感じの意味なんです。
オオカミ君
オオカミ君
なんか、嫌な感じだな。
パンダ君
パンダ君
よって、答えは⑴になります。 このように「今だけ」を強調する場合に敢えて進行形にするんです。

【4】“I’m loving it.”に込められた思い

ここまで現在進行形にできない動詞は、3秒後にやめられない動詞という必殺技を紹介し、その例外が2つあり、その1つが「今だけを強調する場合」という話をしてきました。ここからは2つ目の「グイグイ進行中」という話をしていきましょう。

パンダ君
パンダ君
“I’m loving it.”はある飲食店のキャッチコピーです。一度は聞いたことがあるはずです。
オオカミ君
オオカミ君
う~ん、確かになんか聞いたことがあるな。
パンダ君
パンダ君
そうです!マックのキャッチコピーですね。
オオカミ君
オオカミ君
あ~、確かに聞いたことがあるな!でも『loveは進行形にできない動詞なのに、“I’m loving it.”はいいのか?  
パンダ君
パンダ君
たしかに、loveは進行形にできない動詞です。1秒後にやめてと言われても無理ですよね。では、なぜマックはloveを敢えて進行形にしているのでしょうか?
オオカミ君
オオカミ君
う~ん、なんでだろう?
パンダ君
パンダ君
これが②の「グイグイ進行中」です。「あなたはますますマックを好きになっていく」って感じです。 まぁ、真相はキャッチコピーを作った人にしかわかりません。もしかしたら、「今だけ」を強調しているのかもしれません。まぁさんそんな自虐的なキャッチコピーは作らないと思うのですが…
オオカミ君
オオカミ君
なるほどな。いや~、いろいろと奥が深いし面白いものだな!
パンダ君
パンダ君
そうなんです!きちんと核心から考えれば、覚えるべきことなんてごくわずかなんです。

まとめ

・1秒後にやめれない→進行形にできない動詞
・敢えて進行形→① 「今だけ」を強調  ② グイグイ進行中