丸暗記英語からの
脱却。
現役英語予備校講師ブログ
英語 PR

【英語】関係詞は何節を取るか?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

【0】動画で解説

【1】関係詞は何節を取るか?

結論からいきましょう。

・関係代名詞
原則:形容詞節
例外→what:名詞節

・関係副詞:形容詞節、名詞節

上記の通りです。

ひとつひとつ説明していきますね。

・関係代名詞:原則、形容詞節

関係代名詞は、原則、形容詞節を作ります。

例文で確認です。

Look at the boy who is running.
(走っている少年を見て)

who節はthe boyにかかる形容詞節ですよね。

他の例も見ていきましょう。

This is the book which I bought yesterday.
(これは私が昨日買った本です)

which節はthe bookにかかる形容詞節ですよね。

さらに他の例も見ていきます。

Look at the house whose roof is red.
「屋根が赤い家を見て」

whose節は、the houseにかかる形容詞節ですよね。

このように、関係代名詞は「形容詞節」を作るのが原則です。

・例外的にwhat :名詞節

what だけは「形容詞節」ではなくて「名詞節」を作るんです。

例文で確認していきましょう。

I don’t believe what he said.
(私は、彼が言った事を信じません)

what節は、believeの目的語にあたりますから名詞節ですよね。

・関係副詞:形容詞節、名詞節

関係副詞は、形容詞節と名詞節を取ります。

例文で確認です。

This is the place where he lives.
(ここは彼が住んでいる場所です)

where節は、the placeにかかる形容詞節ですね。

そして、このthe placeは省略可能なんです。

すると、次のようになります。

This is where he lives.

where節は、補語(C)になりますから、名詞節になるんです。

このように関係副詞は、形容詞節と名詞節を作ります。

・how は名詞節のみ

ただし、how は名詞節しか取れません。

なぜならば、“the way how ”がダメだからです。(詳しくはこちらの記事をご覧ください)。よって、how節がthe wayにかかる形容詞節になることはありません。
名詞節のhowの例文を確認しておきましょう。

I don’t know how I play tennis.
(私はテニスのやり方を知らない)

how節はknowの目的語ですから、名詞節を取っていますよね。

このように、、関係副詞は名詞節と形容詞節を取れるのですが、howだけは名詞節のみなんですよね。

【2】おわりに

以上、「関係詞は何節をとるのか?」について解説していきました。

英文法は、読解も含めて英語の学習の最も基本となります。

英文法の勉強で大切なことは、参考書を理屈抜きに丸暗記するのではなく、きちんと理解しながら、学んでいくことです。英文読解も結局のところ、問われるのは基本的な英文法の理解です。

ここまで読んで頂きありがとうございます。普段から予備校・ブログで「丸暗記英語からの脱却」をコンセプトに指導・発信しています。新しい情報に関してはTwitterで確認ができますので、鬼塚英介(@Englishpandaa)をフォローして確認してみてください。

また、TOEIC学習法の無料メルマガも開始しました。ぜひ、間違えた方向に学習して時間とエネルギーを無駄にしたくない人は、ぜひご登録ください。